ケビンスペイシーの真顔か真顔でないのかわからない顔演技は、『L.A.コンフィデンシャル』（http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005FPME/qid%3D1115455577/250-8237288-6402652）の時も、『アメリカンビューティ』（http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00006RD7E/qid=1115455118/sr=1-25/ref=sr_1_2_25/250-8237288-6402652）の時も良かったが、この『交渉人』で魅力炸裂。最近の『ライフ・オブ・デビッドゲイル』（http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0002T1Z2G/qid=1115455118/sr=1-27/ref=sr_1_2_27/250-8237288-6402652）も傑作だが（http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=1018）、ゴールデンウイーク終盤に見る映画ではない。

ところで、ニュースではゴールデンウイーク帰国ラッシュ、Uターンラッシュ。こういうニュースを見聞きすると（正月もそうだが）、「帰ってくるなよ」と思いたくもなる。道は空いているし、走りやすい。東京が一瞬きれいになったような気がするからだ。東京は、私のような無為の人間が守っている。そんな人のための『交渉人』。私も週明け月曜日には「まだ喧嘩してるの？」（http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=1043）と問われるに決まっているが、そんなときにはこの『交渉人』のケビンスぺイシーのような顔をして切り抜けるしかない。

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