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 TBS『じゃあ、あんたが作ってみろよ』(谷口菜津子原作)とラカンの「欲望とは他者の欲望である」ことについて 2025年12月28日

『じゃあ、あんたが作ってみろよ』(TBS、谷口菜津子原作)を見ていると、ジャック・ラカンが「欲望とは他者の欲望のことだ」と言った意味がよくわかる。

フロイト的には、女は男の女に合わせているだけだし、男は男の女を求めているだけ。どちらも、不在を愛し続けているわけだ。

ラカンにとって、その意味で、女の愛はヒステリー症的(自己愛を壊すこと)、男の愛は強迫神経(他者の欲望を排除すること)症的ということになる。

ところで、「この彼氏は、私ではない私を愛している」と思った女は ― いつも女性は男と付き合う度にそうおもっているのだが ― 、どんなことになるのか。それがこの『じゃあ、あんたが作ってみろよ』の夏帆演じる主人公の悲喜劇。『あなたのことはそれほど』(脚本・𠮷澤智子)もそんな感じの作品だったかな。デミ・ムーアの『サブスタンス』も女性のヒステリーを極限まで展開したホラー映画だった。

最近のドラマは、女性のラカン的なヒステリー症を露呈させる作品が多い。赤名リカはどこへ行った(笑)

投稿者 : ashida1670  /  この記事の訪問者数 :
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