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 それでも『ウォシュレット』は間違っている。 2002年09月20日

 53番の私の記事(のタイトル)に対して、『ウォシュレット』自体はいい製品なのだから、タイトルは大げさすぎる、といった意見を頂いたので、『ウォシュレット』についても一言。

 『ウォシュレット』が致命的にダメなのは、最初の温水の吹き出しを弱くしていないことだ。確かに強〜弱まで、温水自体の調整はできるが、「強」にすれば最初から最後まで「強」のままの温水が出てくる。『ウォシュレット』は、慣れれば慣れるほど、強にして使う傾向があるから、温水は「強」のままだ。

 私の考えでは、この設定はおかしい。たぶん場合によっては(滅多にないだろうが)、この「強」の温水吹き出しの最初の一撃によって、飛び散ってしまうウンコ(汚い話で恐縮だが)があるはずだ。場合のよっては便器の通常では付かない位置(水で流れないエリア)にそれが飛んでしまったり、最悪の場合、決してもはや温水がかからないお尻(あるいは陰部)の或るエリアに飛んだままになる場合が出てくるはずだ(悲惨!)。わたしは、だから、最初は弱く温水をあてて、徐々に強くすることにしている(それを手動で毎回やっている)。最初の“肉片”の飛散が許せないからだ。

 もちろんここ数年の『ウォシュレット』は、ムーブ機能(温水の吹きつけを上下に動かしながら行うもの)を付けたり、強弱を自動化したりしてきている(温水の吹きつけを強弱の繰り返しでマッサージ的に行うもの)が、最初の一撃を必ず「弱」で行うという仕様にはなっていない。要するに〈問題〉をわかっていないのだ。ムーブ機能を付けたり、マッサージ機能を付けたりして遊んでいないで、最初のウンコの飛散をどう防ぐかについての工夫を真っ先にすべきなのである(私がTOTOの人間なら、吹き出しの最初の5秒間くらいは必ず「弱」の状態でアームをお尻のラインに沿ってムーブさせる)。専門家のくせになんという怠慢かと思う。

投稿者 : ashida1670  /  この記事の訪問者数 :
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