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 夏休みは、「カル」と「バーティカルリミット」で涼しくすごす 2001年07月28日

夏休みの映画(レンタル映画の夏休み映画=家で見る映画)には、「カル」(http://www.obc1314.co.jp/bangumi/nakanisi/detail/movie_20.htm)と「バーティカルリミット」(http://www.spe.co.jp/movie/verticallimit/)がおすすめの映画です。

「カル」は、「シュリ」(http://cinema.media.iis.u-tokyo.ac.jp/movie.cgi?mid=6776)より面白い、と言いたいところですが(本当に「シュリ」より面白いのですが)、未だに“犯人”がわからない。こんな映画ははじめてです。監督も「4回はみないとわからない」と豪語しています。かと言って、全然わからなかったり、わざとらしく難解にしているわけでもなく、それなりに最後まで見せてくれます。映画が終わったあと、「なんだよこの映画は」と言って、どういうこと?と家内に説明を求めましたが、「わからない」。そこで「おまえちゃんと見てたのか」と詰問。「みてたわよ」(家内)「だったら説明しろよ」「わからない、あなたも見てたのだから人のせいにしないでよ」(家内) 私、沈黙。ちょっとした夫婦げんかになる映画です。 要するになんかありそうだなとは思うのですが、何もわからない謎だらけの映画なのです ― 、そのわからなさが魅力になっていて、不満のつのるわからなさではないのです。

この映画が夏休み向きなのは、怖い映画(一種の猟奇殺人事件もの)だからです。久しぶりにトイレに行くのが怖くなりました。マンションに住んでいる私ですら、トイレに行くのが怖いのですから、一軒家に住んでいる人は、一人では見ない方がいいですよ。それにしても今の韓国映画の勢いはすごいですね。「シュリ」の最初の10分間のカメラワークと音楽は、日本映画を遙かにしのいでいました。私は、キムチが嫌いなので、韓国映画にも偏見を持っていましたが、「シュリ」に続いて、この「カル」を見ると、もう日本映画は遙か後方に抜き去られているような気がしました。「学校の怪談」「リング」も“横溝もの”も「カル」の刺激度にははるかに負けています。

そんなことはどうでもいい。みんなで「カル」の犯人を探しましょう。わかった人は是非教えてください。わたしももう一度みたいと思います(怖いから見たくはないのですが)。

「バーティカルリミット」も世界最高峰K2遭難事故救出の映画で、夏休み向きの映画です。ありがちな救出映画ですが、その割に脚本が良くできていて(音楽もいい、サラウンドでみればもっといい)、一気に見せてくれます(4,5回は心臓が止まるほどのショックがあります)。パニックものの一種ですが、タイタニックやエイリアンのようなCGを駆使したパニック映画と言うよりは、K2の自然を上手にパニックに仕立てていて、CG的な人工的パニックの上っ面をひっぱたいているような衝撃的なシーンが連続します。怪獣をだせば、驚かせると思ったら大間違いと言い続けているような映画です。自然こそ最高のパニックなんだ、ということがよくわかります。それにしても山登りなんて、よくやるよね。なんと涼しい夏になることか。

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投稿者 : ashida1670  /  この記事の訪問者数 :
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