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 Nタイプか、SOタイプか、それが問題だ 2001年03月11日

9日土曜日発売のSO503iを買った(私は携帯電話とノートパソコンだけは必ず発売日に買うという発売日病にかかっている)。N502itからの買い換えだ。SONYの携帯は今回初めてだ。典型的なSONY世代の私だから前回のSO502iのときから関心はもっていたが、502iソニーは、ハンズフリー機能がなかったため、車を常用する私には致命的な製品だった。今回の503iソニーはやっとハンズフリー機能がついた。心配だったが、私のパイオニア製のNAVIシステムのハンズフリーでも完璧に動作した。

 N503iも買い換え候補の筆頭だったが、期待されていたTFD液晶が502iの液晶とそれほど変わらない(言われているほどには)こと。話題のIアプリを使うならFタイプの方が断然優れていることなど。デザインも機能も502itのブラッシュアップ程度にとどまっていることなど全般に人気NO1に甘えてしまって革新性が薄い。なぜ503iは、Nなのかの理由を見つけるのは難しいところだ。
503iSONYの最も優れているところは、TFT液晶65000色(TFD液晶は4000色)の圧倒的な威力だ。これを見ると他の液晶画面は見てられない。これだけでも価値あり。もっともこの液晶のおかげで待ち受け時間は、210時間(Nタイプの半分以下)になったが(ただし通話時間は140分、Nの135分よりは5分長い)。

 もう一つは、文字入力機能がなかなかのもの。かつてシャープのワープロにあった「短縮変換」機能のように、一文字ひらがなを入れただけで、推測される単語・熟語などをパレット状に一覧表示してくれる(学習機能あり)。これで入力速度は倍以上に速くなる。SONYは、これを「POBox(Predictive Operation Based On eXample)」と呼んでいる。これもNタイプから乗り換えると斬新で便利な機能だ。ザウルスも下手なキーボードを付けるくらいなら、この入力モードを付けるべきだった。

 最後に、処理速度。N502itと比べると処理速度が格段にはやくなっている(体感では3倍以上)。さくさく動く。これも気持ちがいい。

 N502itに比べて違和感や不便さを感じるのは、文字入力の際の漢字、カタカナ、数字、全角・半角、記号などの入力モードを選択するボタン操作に手間がかかること(POBox入力の便利さを台無しにしている)。さらにアドレス帳が500件しかないこと(N502itは700件!)。N502itでは340件にとどまっていたアドレス帳をSONYに移植したら440件になっていて、残り60件しかないことになった。これでは寂しい。それと、話題の24和音の着信音(業界最先端!)が、全く生彩のない寂しい音しかでないこと(最大ボリュームもN502itの3分の2程度にとどまっている)。4和音のN502itに比べても24和音の503iSONYはまったくだらしのない音しかでない。これはどういうことだ。

 なにしろ、SONY製の携帯電話は初めてなので、最初は操作が全くわからず、大混乱。久しぶりに解説書に付箋紙などを差し挟みながら“勉強”させてもらった。土曜日の夜にはほぼマスターしたが、この報告は、主にNタイプとの比較の話。全体的なSONY批評ではありません。AV(オーディオビジュアル)派の人がSO503iを買うときは、とにもかくにも24和音の着信音を聞いてからにした方がいいと思います(私のSOは故障しているのかもしれない)。とりあえず、SO503iの第一報です。

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投稿者 : ashida1670  /  この記事の訪問者数 :
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