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 寝る前には鬼束ちひろの「インソムニア」 2001年03月13日

寝る前に聞くとちょうど良いのが、鬼束ちひろの「インソムニア」(http://shopping.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=0&id=toct24560)。曲調と歌唱は、五輪真弓(http://www.sonymusic.co.jp/Music/Arch/SR/MayumiItsuwa/)と宮前ユキ(http://www.jkmusic.co.jp/artists/miyamae.htm)を足して2で割ったような感じ。

最近の若いミュージックファンにはこの2人はわからないだろうが、私にはそう伝えるしかない。歌詞は、少し観念的で硬質な言葉が曲調と歌唱に合わないところがあるがミュージシャンにそんなことを求めてもしようがないかもしれない。ポルノグラフィティ(http://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/porno/)のように、硬質な言葉が声の透明感に馴染んでいる場合は、それが魅力的に聞こえもするが、鬼束ちひろの詩はそれに比べれば単に観念的で抽象的なだけだ。もっと詩が書ければ(あるいは、曲調と歌唱に詩がマッチすれば)、大ヒットするのにこれではヒットチャート10位台止まりかもしれない(つまり寝るためのバックミュージック止まりだ)。

 でもアルバム全体のすべての曲が破綻なくよくまとまっている。全部70点以上。これは、ZARD(http://member.nifty.ne.jp/ZARD/)のアルバムのまとまり方によく似ている。ZARDの曲は何を聴いても同じ曲に聞こえるが、鬼束ちひろの「インソムニア」もそれに近い。

しかし同じ曲に聞こえるというのは、別に欠陥ではない。いい曲をずっと聴いていたいというファンの気持ちにたいするひとつの解答だからだ。ZARDファンにとって新曲が出るというのは、完結しない永遠の一曲が追加されるということを意味するのだろう(別に私はZARDファンではないが。ただし20代のZARDファンはすべてマザコンだから女性はそんな男に近づかないように気を付けてください)。

鬼束ちひろの曲作りもそれに似ている。実物の彼女の性格は古内東子(http://www.sonymusic.co.jp/Music/Arch/SR/TokoFuruuchi/)のような気むずかしそうな印象だが、それは写真からだけの印象だ。

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投稿者 : ashida1670  /  この記事の訪問者数 :
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