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 「アイズ・ワイド・シャット」と液晶プロジェクタ 2001年01月02日

出不精の私には、正月は映画しかない。やっぱり、スタンリーキューブリックはいい。遅ればせながら、「アイズ・ワイド・シャット」を見たが、大した内容でもないのに(この映画の内容についてくどくどとしゃべる評論はすべてウソだ)、最後まで見せてしまう。

やっぱり原色モードの絵がきれい。カメラもいい。こういった描写は、散文ではぜったいに不可能だ。内容なしに見せるというのは、やはり“映画”の監督なのだ、キューブリックは。

とくにホテルの受け付けのオカマの表情や貸し衣装屋の娘のわけのわからない色気が何とも言えなかった。こういった話の筋とは直接に関係のない“しかけ”があちこちにあって(このしかけが窓越しのブルーであったり、ビリヤードの上につるされたグリーンの照明だったり、あるいは邸宅の玄関の緑の林を照らす照明だったりするわけだ)、そこが映画的なのである。

昨年の末にSONYの液晶プロジェクタ(VPL-VW10HT)をリビングに設置。横2m、縦1.2mのワイドスクリーンの真骨頂ともいえる映画素材だった。シャープの液晶プロジェクタが初登場してかれこれ15年くらいだろうか(学校で授業のとき使っていた)。画素数が315万(105万×3)もあるから、解像度(ビデオ入力時750本、ハイビィジョン入力時1100本)という点ではまったく問題がない。画素がまったく見えないくらい。

昔三管式のプロジェクタを使っていたときはコンバージェンス調整が面倒くさくて、使うのに“決意”がいったが(したがって引っ越しのときに宅急便のお兄さんたちにあげてしまった)、こんなに手軽に大画面が利用できるとは、驚異だ。黒が浮いてしまう(液晶の最大の問題)ことを除けば、三管式に実用上充分に取って代わるくらいの出来だと思う。三管式がなくなるのは時間の問題だろう。


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投稿者 : ashida1670  /  この記事の訪問者数 :
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