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 高橋健太郎さん(音楽評論家)・祝スピーチ_2013年8月7日出版記念パーティー(於・日本外国特派員協会) 2013年08月10日

●高橋健太郎さん(音楽評論家)の祝スピーチ

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http://www.ustream.tv/recorded/36969901/highlight/395035

(会場での高橋健太郎さんの紹介)
高橋健太郎さんは、新刊「ポップスミュージックのゆくえ」でも著名な音楽評論家。「頭の中にあるものを表現するのは難しい」と高橋氏がつぶやいたのを、芦田氏が「頭の中、なんて存在しない」と喧嘩を売ったのが、最初の出会いでした。最近は、原発事故の精力的で継続的なツイートで活躍されています。「日本の原発ではメルトダウンは起こらない、チェルノブイリのようななることはあり得ない、と理屈抜きで信じ込まされてきたんだよね。11日夜の時点で、もうどうしようもないってTL上で言っていたのが芦田先生だけだったのを思い出す」と原発問題でも二人はシンクロされています。では、高橋健太郎さん、祝スピーチをよろしくお願いします。


 芦田先生今日はおめでとうございます。実はですね、芦田先生にお目にかかるのは実は今日が初めてでして(笑)、皆さんのスピーチを聞いて頂いて、いろいろと過去の暴露話とかですね、できるのに、僕は何にもそういうネタを持っていなくてつまらないなぁと思っていたんですけれども。

でも議員あるいは議員でいらした皆様のですね、スピーチとかを聞いて、普通、あのー、議員の先生がこういうとこに挨拶に出てくると、割とこう、紋切り型のですね、挨拶しかなさらないことが多いんですが、えーここまでこうぶっちゃけた挨拶が続くかっていうのを見て、芦田先生のですね、なんというか、人脈というかですね、人とのお付き合いの仕方を、えー、なんかこう、今日は、思い知らされた日です。

えーそれで、今ご紹介にもあったようにですね、三年半くらい前ですかね、突然あの「頭の中は存在しない」っていうツイートが飛んでまいりましてですね、何がなんだかわからずですね、とりあえず僕も、あのー、やり返してみたりしたんですけど、そのとき僕七千人くらいフォロワーがいまして、芦田先生もだいたいおんなじくらいいたんですが、僕のフォロワーのほうがですね、なんか皆、あのー、カッとしましてですね(笑)、芦田先生に集中攻撃をかけるというような、そういう出会いから始まったんですけども。

なんか僕はですね、そのー、「頭の中は存在しない」っていうのに引っかかってしまいましてですね、二三日考えてみて、で、だいたいこの芦田って人は何やってる人だろうって思って、プロフィールとか見てみたらどうも哲学をやっている人だってことでですね、で芦田さんの書いてるものを色々こう読んでいたらですね、実は、なんかハマってしまいまして(笑)、であのー、三日後くらいにね、「俺、芦田さんって好きかもしれない」って(ツイッターで)言ったら僕のフォロワーが皆ずっこけましてですね(笑)、あのー(笑)、で、それ以来のお付き合いなんです。

でーまあツイッターではですね、普段くだらないやり取りをしてることが主なんですが、時々ですね僕がこう色々、あのー、えー、おもいあぐねていることとかですね、なんかつぶやくとですね、フッとこうなんかツイートがやって来るんですね。で、あのー、それが、非常に、えーその場でパッと理解できるかできないかと言うとですね、「頭の中はない」と同じように、えーよくわからないものだったりするんですが、それがずっと引っかかり続けてるというようなことが多くて、それであのーここ三年くらいのお付き合いなんですけども、芦田さんの書いてるものを色々読ませていただいたりして、えー正直言ってあんまり言うの悔しいですが、色々影響を受けていると思います。

僕は音楽についての評論を長年やってきまして、あるいは音楽を実際につくる制作の仕事もしてるんですけども、音楽というのは時間を扱うものでして、時間芸術と言われたりしますけども、芦田先生はよく「時間性」ということを言われていて、で、僕はもともとはですね、大学では社会心理学というですね、芦田先生の宿敵とも言えるようなですね(笑)、あのー(笑)、専攻していたもので、意識、無意識とかいうレイヤーでものを考えたりするんですけども、「無意識とは時間性である」とか言われたりして。

時間芸術というものを色々と考えている上で時間と向き合っているうちにですね、どうも僕も、あの、なんか、わからないんだけどわかるような状態になってまして、で、そういう意味でですね、芦田先生の考え方、僕は実は社会心理学はやりましたけど哲学はほとんどやらなかったので、そこの部分が欠けていたんですけども、芦田先生を通して色んなものの見方を知る中で、僕のなんかこう見る、ものの見方であったり、書くものであったりがどうも変わってきてるなと、悔しいながら言わざるをえません。

そんな訳で今日、本を頂いてまだ全部読んでいないんでこれから読むの、とっても楽しみなんですけれども、芦田先生は音楽についてもですね、とっても面白いことを書いていただいてるんで、僕は芦田先生が嫌いな、あのー、電子書籍版の音楽雑誌というのをやっています(笑)、あの、いつかですね、書いて頂きたいなあとも考えております。そんなわけで芦田先生、今日はどうも、おめでとうございます。(2013年8月7日)

※当日の記念パーティー全体の様子のまとめはここにあります→http://togetter.com/li/545497

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投稿者 : ashida1670  /  この記事の訪問者数 :
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