アメリカの台風カトリーナや台風１４号で少しは逆風が吹いたが（それが思ったほど投票率が上がらなかった理由）、それも小泉解散には勝てなかった。これらの台風はまだまだ“公共投資”（＝公務員と大きな政府）がたりない地域が存在していることを目の当たりにさせたが、もっと８月の中盤から９月１０日までずーっと台風が来続けなければならないくらいに小泉は強かった、ということか。

いずれにしても、浮動票が自民党を利する選挙になったということだ。不思議な事態だ。とっくに役目を終えている自民党を小泉首相はふたたび延命させることになった。あんなに騒いだのに結果は何も変わらず。「祭りの後」の寂しさか。日曜日の夜だというのに、８時からの開票速報がつまらなくなった。８時の当確はどんどん自民党。嗚呼、民主党。いっそ小泉首相を党首にすべきだったのだ。私が選挙に行かずに寝ていたのが悪かったのか。

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