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 Dropboxは、やはり便利だ ― ファイルエクスプローラに従うところがいい。 2009年05月09日

みなさん、「Dropbox」(https://www.getdropbox.com/)、使ってみましたか。5月3日の記事でも紹介したように(http://www.ashida.info/blog/2009/05/dropbox.html#more)、この「Dropbox」は、まさにファイル管理の決定版です。前回の記事がわかりづらいらしいので、もう一度整理しておきます。

※Dropboxの詳しい使い方は、こちらをどうぞ→http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2008/11/13/4371

パソコン一台で家でも会社でも出先でも仕事をしている場合には、ファイル管理はバックアップの必要性があるだけのことで、後は面倒なことはありません。

しかし大概は二つ以上のパソコンに向かう場合の方が多い。そうなると一つのファイルを二つ以上のパソコンで「共有」する場合も増えてくる。

しかし「共有」と言っても、物理的に別の記憶媒体(HDDなど)に二つのファイルが存在しているため、どのパソコンかでそのデータを更新した場合、どちらのデータが「本物の=最新のデータ」なのかわからなくなることもよくある話しです。

私の場合、自宅や職場のPCでパワポの原稿を作り、それをノートパソコンのHDDに落としてプレゼンする場合、移動途中の電車や新幹線や飛行機の中で修正を行ったりすることもあるわけです。こうなると「本物の」データは、出先のノートパソコンの方にあり、元のPCにあるデータはもう古いデータでしかない(捨てるべきなのです)。

ところが時間が経ち、その事態を放置しておくと、どれが本物のデータかわからなくなる。「更新」「新」とかファイル名を付けても「新々」などと後追いファイルが何度も出てくる。

結局、「元の」ファイルとか「更新」ファイルというものは、意識がそう呼んでいるだけのことで物理的には別のファイルであるために、管理が複雑になっているのです。意識上一つのファイル(=同じファイル)であるのなら物理的にも一つでない限り、混乱は必ず生じます。

10年ほど前に『超整理法』の野口悠紀雄が「ポケット一つの原則」と呼んだ事態はここにあります。どんなデータも「一つのポケット」に入れておかないとダメ。データを分類・分離するとイザというときに必要なファイルが見つからないからです。どこに一番新しいデータがあるのか。これはポケットがあればあるほどわからなくなります。

野口の言う「ポケット一つの原則」を死守しようとするなら、自宅でも出先でも会社でも同じパソコンを使うか、ポータブルHDDを持ち歩いていつもデータの読み書きをそこに集中するしかありません。

前者は結局ノートパソコンを持ち歩くしかないことになります。しかし、デスクで仕事をするときくらい、大きなモニタで高速CPUでスイスイ仕事をしたい。後者は、USBケーブルを抜き差しするのが面倒だし、そもそもそんなふうにHDDを持ち歩くこと自体が面倒くさい。ノートパソコンを持ち歩きながら、そのHDDには書き込まずに外付けのHDDに書き込むのですからその仕草は病的ですらあります。私はかつてはそんなことをしていました。パソコン内のHDDはむしろバックアップに使っていたわけです。本末転倒とはこのことを言うのです(苦笑)。

でもたしかにこういった一元化を行えば、単純化した分、データ管理は完璧です。元のファイルと更新ファイルが二元化せず、たえず最新のデータが存在していることになります。

しかしノートパソコンを持ち歩くこともなく、ポータブルHDDを持ち歩くこともなく、データを「一元化」することはできないのか。

その期待に全面的に応えたのが、今回の「Dropbox」です。

この「Dropbox」は、データをネット上に置いて、それを必要に応じて取り出してくるといういわゆる「オンラインストレージ」ではありません。「オンラインストレージ」の最大の問題は、オフラインで使えないということです。しかし「Dropbox」は、一度そのフォルダをファイルエクスプローラ上のどこかに置くと、そのままそのパソコン内のHDDにリアルデータとして保存されます。保存されると同時に(背後で)そのデータをオンラインストレージに格納するのです。

アカウントを獲得し、その同一のアカウントで「Dropbox」フォルダを自分の使う複数のパソコン上に作っておけば、そのフォルダに作ったデータや下位フォルダはすべて(ネットを通じて)同期しています。オフラインでデータを格納しても、そのデータが新規ファイルの場合にはどこかでネットに繋がった段階で瞬時に(背後で自動的に)ネット上にも格納され、別のパソコンの「Dropbox」フォルダにもいつのまにかそのファイルが存在することになります(別のパソコンがネットに繋がっている場合)。

それをわかりやすく言うと、こんな感じです。今、ネットに繋がったパソコンが目の前に2台あるとします。そしてその二台ともに、「Dropbox」フォルダが(同一アカウントによって)ファイルエクスプローラ上に作られているとします。

そこで、その片方のパソコンの「Dropbox」フォルダに、新規文書を保存したとします。そうするとほとんど瞬時に他方のパソコンの「Dropbox」フォルダにもその新規文書が存在するようになります。要するに二つのパソコンの「Dropbox」フォルダ内のデータは絶えず同期し続けることになります。

そして新規ファイルであれ、そのファイルの更新であれ、この状態でどちらのフォルダのファイルをいじろうと二つのフォルダのファイルはいつも同期し続けます。物理的には別々のHDDに、同じファイルが存在し続けることになります。言い方を変えれば、二つのHDD内データは、オンラインデータのバックアップデータ(逆バックアップデータ!?)とも言えます。

したがって、この情況で、たとえオフラインの出先のノートパソコンで特定のファイルを更新したとしても、たとえば会社に戻ってきて、あるいは自宅で戻ってきてそのノートパソコンがネットに繋がった途端、もう一方の常時接続しているデスクトップPCのファイルは出先で更新したデータと瞬時に同期することになる。わざわざUPロードする必要もなければ、「上書き」保存する必要もない。

この「Dropbox」が便利なのは、特定のWEBアプリケーションを立ち上げずに、ファイルエクスプローラ上でファイルを(普通に)扱う要領で、同期とバックアップ(逆バックアップ!?)ができることです。

私は、作成するファイルやフォルダはすべてこの「Dropbox」フォルダ内に収納している。自宅のデスクトップパソコンと最近買ったノートパソコンVAIO Type T(http://www.ashida.info/blog/2009/03/_vaiotype_tssd258gbraid0.html)とに同一アカウントの「Dropbox」フォルダを設定して。

両者のパソコンとも自宅内ではネットワークに繋がっているため、電源をonしている段階で、両者のファイルは同期が自動化していることになる。一々データを「移す」ことはない。

出先でVAIO Type Tのファイルを持ち出して、(オフラインで)そのデータを更新しても、持ち帰ってネットに繋がった途端に自宅のデスクトップPCとVAIOの出先データとは自動的に同期する。電源を付ける以外に特に操作する必要はない。RICHOの「quanp」でも、Googleの「Googleドキュメント」にもない便利さがここにある。

(Version 2.0)

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投稿者 : ashida1670  /  この記事の訪問者数 :
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