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 そして、電動自転車を買うことにした ― 小人閑居して不善を為す(一枚のかっこいい写真付き&ネットでの「リアルストリーム」評付き) 2008年10月24日

仕事がなくてヒマなために、私はついに自転車を買うことにした。家の周りを散歩するほどの悠々自適でもない(まだ隠居をするには早すぎる)。かといって電車で出かける気も起こらない。まして自動車で買い物だけのために新宿へ出かけるのも大げさだ。

とは言え、自宅に引きこもっていると、AMAZONで買い物ばかりをして、いくらお金があっても足りない。(先月に引き続き)今月に入ってももう10冊以上本を買っている。困りものだ。

それに自宅に引きこもっていると、毎週3回程度、家内の自宅難病療養(http://www.ashida.info/blog/cat8/)のためのヘルパーさんとリハビリ師が自宅に来られるために、家でかち合うことになる。無視するわけにも行かないし、手伝うわけにも行かない。その間、自宅にいるとなんともみっともない様(さま)を呈することになる(収入のない髪結いの亭主状態?!)。そこで私にどんなに仕事も用事もなくても少なくとも週3回は2時間から3時間、「外に出る」必要が生じる。しかし2、3時間というのは車で出るにも電車で出るにも中途半端な時間だ。散歩にしては長すぎる。近所の小さな本屋の場合にも長すぎる。

そこで自転車を買うことにした。車で行くほどでもない距離を自転車で行けば、散歩を兼ねた行動が出来る。たとえば、環八・世田谷のユニクロまでちょっと一走り、という感じか。環八・世田谷ユニクロ(以前ヤマギワ電気のあったところ)までは、歩いても15分くらいで行けるが、この距離が微妙。もちろん車で行くのも大げさ。普通は、何かの用事で車で出たときに、ついでに寄るという感じの距離だろう。これが自転車だと蘆花公園(私の家から徒歩8分)へ行くついでにユニクロまで足を(自然に)伸ばせる。

そこで自転車だ。自宅にはすでに私用のが一台あったが、もう7、8年使ってガタが来ている。すぐに空気が減る。チェーンも限界だ。たしか同じく環八のドンキホーテで1万円くらいで買ったものだが、値段にしては良く持った方だ。

しかし再度同じような自転車も買う気が起こらない。せっかく買うのなら、電動自転車でちょっと遠くまで行きたいではないか。電動自転車なら、多摩川までは簡単に往復できるだろう。多摩川で遊んだことなど(もう20年近く世田谷に住んでいるが)一度もない。ヒマな今の内に自動車で行く気の起こらない半径10キロ圏を制覇してやろう、と思い始めた。

でも電動自転車は格好が悪い、という印象がある。そこで「かっこいい電動自転車」で検索したら、パナソニックのEZ(http://store.shopping.yahoo.co.jp/jitensyaclub/epz01-b.html)がヒットした。

EZは小柄な割に電池も良く持ち航続距離も長い。たしかに電動っぽい感じがしないのはいい。ただモトクロスタイプでタイヤサイズも20インチしかない。タイヤ径が小さいと直進安定性(ハンドリング)がよくない。多摩川に着いてからは楽しいかも知れないが、行き来に気を使うだろう。それに私の年齢(と体重)に合わない。

もう少し検索をすすめると、ブリヂストンのReal Stream(http://www.bscycle.co.jp/realstream/)という自転車を見つけた。これも格好がいい。

この自転車の特長は内装8段変速ギアが組み込まれていることだ。停止した状態で8速を使いこなすことができるし、チェーンがはずれる心配もない。派手でもないし、ダサクもない。強度調整可能なフロントサスペンションまで付いている。私のような年齢でもスポーティに乗りこなせそうだ。アシストHIGHモードで40キロの航続距離。まあまあか。

別売の電池を替えれば(4.0Ah→9.1Ah)、90キロ~100キロまで伸びるらしいから、問題ないだろう。電動自転車もいつのまにか距離が伸びるようになったものだ。90キロ~100キロということになれば、お台場往復も楽勝だろう。

このReal Streamのライバルは、パナソニックのHurryer(http://cycle.panasonic.jp/products/electric/EPH2.html)だが、変速ギアが外装7段。使いにくそうだ。しかも微妙なところだが、格好がReal Streamにくらべて少し悪い。航続距離は標準バッテリーで5.0Ahあるから、パナソニックの勝ちだが、今回は総合的に考えてブリヂストンのReal Streamの勝ちとしておこう。

bicycle.jpeg
これがブリヂストン「リアルストリーム」。かっこいいでしょ。人気があり、都内にはどこにも在庫がなくて探すのに苦労した。電動アシストと連動した8段変速ギアが組み込まれているとはとても思えないスリムさがいい。結局、広島県にある自転車屋さん(http://www.kanagaki.co.jp/)で買いました。

ついでに言うと、航続距離重視で言うならば、パナソニックの「リチウムビビ・RX-10」(http://cycle.panasonic.jp/products/electric/EPLR.html)が最右翼。トヨタのプリウスのような回生充電機能を有していて、標準バッテリーでも150キロ前後の航続距離がある。ただし重量が26キロ近くになる。何よりも格好が悪い。ママチャリのような格好をしている。

さて側聞では、ブリヂストンのReal Streamの駆動系周りはヤマハ、車体自体はブリヂストンという構成らしい。駆動系はオートバイ屋が作った、という感じでなかなか面白そうとのこと(ホンダがダウンヒル用のバイクで同じようなユニットを使っていたらしい)。

それに比較すると、パナソニックは全て自社生産、モーター・電池とも自製しているパナソニックが一歩先んじているという感じか。

しかし乗り物は、クルマもそうだが、機能だけでは決まらない。Real Streamは一度見てしまうと魔物のように私を引きつける(苦笑)。

そこで早速実物を見ようと思って、ブリヂストンに電話をしたら、どこにもないと言う。「ご好評を頂いており(見られないばかりではなく)12月まで手に入りません」とのこと。

そんなこと聞くと余計に欲しくなってきた。価格コムやネットを調べまくったら、広島の自転車屋に2台在庫あり、とのこと。色はミラーシルバー(http://www.bscycle.co.jp/realstream/#/product/color/silver)を希望していたが、ミラーシルバーもある、とのこと。決めました。来週の水曜日にはセッティングを終えて納品される。

まずは、多摩川コースを開拓。それに砧公園(http://kinutakoen.com/)も射程に入る(20年も世田谷にいるのにほとんど行ったことがない。家内と息子は何度も行っているが)。上野毛の等々力渓谷(http://kakotansanba.fc2web.com/todoroki/todoroki.html)までも楽勝でしょう。

北烏山を超えて、井の頭線沿いに流れる河(名前は何というのだろう?)は神田川まで繋がっているから、その川沿いに走れば、新宿までも快適な散歩コースになるかも知れない。

そんな妄想(笑)をしているうちに、一体、自転車はどこに止めるのか、不安に思い始めた。そう安くはない自転車をやすやすとママチャリのようにして盗まれるのは耐えられない。新宿なんてどこに止めるのか。下手をすると機械式駐車場を借りるのか? それじゃあ、クルマと変わらない。機械式駐車場のおじさんに1000円くらいの領収書なし現金を渡し、帰ってくるまで見ててもらうとか…。なんだか訳のわからないことになってきた。喫茶店で休むときも硝子越しに見える喫茶店を選ぶしかない。何だか悲壮感が漂ってるな…。全然スポーティじゃない(悲)。


※ちなみに、ネットでの「リアルストリーム」評の一部を抜粋

ブリヂストンの「リアルストリーム」は、YAMAHA PAS BRACEと同じ技術を使っています。

ギアの位置を認識するシフトポジションセンサーの位置も全く一緒です。

理由は電動アシストの老舗YAMAHAと、車体に強いブリヂストンが共同開発したバイクだからです。

電動自転車は4年連続で10%以上の伸びというペースで急拡大していますが、2社のライバルは強敵パナソニック。

独壇場だったパナソニック電動クロスバイク「ハリヤ」のシェアを奪うために開発されたキラー電動クロスバイク自転車が、「YAMAHA PAS BRACE」と「ブリヂストン リアルストリーム」てな訳です。モーターはYAMAHA、車体はブリヂストンとパーツも相当こだわっていますが、価格は安いのがいい。


(特徴)
坂道にやたら強い。

内装八段変速とシフトポジションセンサーについて説明します。

今までの電動自転車は軽いギヤだとアシストが弱いという欠点がありました。アシスト設定が一番重いギア中心に設定されていたので、軽いギアではコンピューターが「あまりアシストしなくていいや」と思いこみ、漕ぐのが辛くなるという訳です。

ところが「ブリヂストン リアルストリーム」は1~8段全てにシフトポジションセンサーが認識してくれるので

人間の力:電動アシスト=1:1

なので、どのギヤを選択しても規格いっぱいのアシストが出来る様になっています。

つまり現存する電動アシスト自転車の中で、最強のアシスト力を誇ります。アシストプログラムとセンサーが連動したロボット電動自転車とも言っていいかと……。

簡単に言うと、どのギアでもきちんとアシストしてくれる自転車な訳です。


※価格コムでの評価。

これまで電動アシスト自転車は購入したことがなく、ずっとママチャリでしたが、これを購入して行動半径が広がりました。

いままでスポーツタイプはハリヤしか選択肢がなかったのですが、リアストリームの内装8段変速に魅かれて購入しました。 

ブレーキの効きには満足しています。

アシスト無しでの走行フィールは高級な自転車並みに素晴らしいものです。いけるところまで補助無しで走っていき、疲れた際に復路のみアシストするという使い方でもいいほど、基本性能は高いと思われます。
初代ハリヤで問題となっていたサドルや、ブレーキ、その他の不満な点はリアストリームでは最初からクリアされているようです。

リアストリームでは不満な点を挙げるのが難しいほど完成度が高いように思えるのですが、あえて挙げるとすれば車重です。

あと、SPSのケーブルがタイヤに干渉します。これはタイラップでシフトケーブルに結んで解決しました。

サドルポストのBlack塗装はこすれて消えやすいようです。1速で発進して、急加速中に一段づつシフトアップするときは一度ペダルを緩めるか逆回しにしないと変速しません。これは慣れが必要ですが、うまくいくときには素晴らしいほどの加速感が味わえます。ここは電動アシストならではのよい面であり、自転車でこれだけの加速ができるのはこの自転車だけでしょう。

インター8を装備した電動アシストは、他にエナクル8がありますがリアルストリームは、24km/h 以上の巡航速度は簡単にできますのでその速度粋で抵抗ゼロのリアストと、 モーターが逆に抵抗になるエナクル8では、別次元の話になるでしょう。基本性能の高さによる巡航速度の高さは、バッテリーの持ちにも影響します。ある程度脚力のある人や健康のための乗る人で、24Km以上が普通に出せる場合は、バッテリーがあまり減りません。

サイクリングコースを30km程走りましたがバッテリー残量計は3灯(74%から50%)でした。 逆に荒地、山道、ダート、急加速、急減速、ウイリー走行(ちょっとだけですが)を取り混ぜての厳しい条件では、15km走って2灯(49-25%) でした。 まずまずの結果と言えるでしょう。

長距離を走る方はオプションの8.1AH をお勧めします。BRIDGESTONE リチウムイオンバッテリーLI8.1N P4108オプションパーツ Real Stream P4108です。メーカー確認済み、お墨付きです。P4108指定で注文します。4.1ahを2個使うよりも実質的な走行距離は伸びます。

バッテリーの残りが少ない状態も含めると、総合的なアシスト感は、4.1ahよりも上がる、持続するというメリットが期待できます。取り付け部分の構造バランスは8.1ahがきちんと収まるようになっていてバランスがよく、4.1だと逆に上のほうに隙間があきます。

YAMAHA PAS BRACEとの違いで、LEDライトが挙げられます。リアルストリームのLEDライトは、さほどあかるくありませんが、サイドに照射する小窓がありますので、ここに速度計をつけることで夜間でも速度計がみれます。ハンドルの白い反射板を前後逆にして穴の開いた板をネジにかませると速度計のマウントとして有効です。これは快適装備となります。

以上、とりあえずご参考までに(芦田)

※なお、最近入った情報によると、12月の法律改正で、電動アシスト自転車のアシスト量が現在のアシスト規制の2倍にまで引き上げられるらしい。今買うのは得策ではないかもしれないが、そうなると回生ブレーキなどが当たり前のように組み込まれないと航続距離(電池の持ち)が問題になるだろう。価格の問題も含めて、実用的には、また2、3年後のことになるのではないか。とりあえず、入門機として今回はリアルストリームにしておきます。

※さらに、この「リアルストリーム」は、基礎部品と基礎設計がしっかりしているため、改造向きらしい。「700C化」ホイールの大口径化をして本格的なロードレーサー感覚が味わえるのが、「リアルストリーム」のいいところらしい。以下が関連サイトのアドレス。

http://bbs.kakaku.com/bbs/64601010440/BBSTabNo=19/CategoryCD=6460/ItemCD=646010/MakerCD=6020/ViewLimit=0/ClassCD=1/SortRule=2/#8366298


上記サイトで発言数の多い「永遠にライダー」(元自転車競技の選手らしい)の話によると、
700Cへと交換することにより、「路面抵抗が少ない上に慣性が大きく働き、速度を維持する能力に長けています。重たい自転車なので、アシストがなければスタート時は相当もたつきますが、最初だけアシストしてもらえば、後は電源OFF状態でロードレーサーに近い感覚で
走ることができ、巡航速度は確実に上がります」とのこと。

使用部品は以下。

ホイールF:シマノALFINE ハブダイナモ無
ホイールR:シマノALFINE インター8
タイヤ:パナレーサー リブモ 700×28C
Fフォーク:SR_SUNTOUR NCX 700C対応
Fブレーキ:純正ブレーキ
Rブレーキ:純正ブレーキ+700C変換アダプター

以上工賃込みで8万円かかるらしい。どうしよう(苦笑)。

(Version 9.0)

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投稿者 : ashida1670  /  この記事の訪問者数 :
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中国製の「昇雲」は3層ブラシレスモータ使用で時速80Km だそうです。

投稿者 xin : 2008年10月25日 12:26
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