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  iPhone 3G を買わない方がいい人 ― iPhone 3G 現在の四つの弱点 2008年09月27日

これまで iPhone 3G のいいことばかりを書いてきたが(http://www.ashida.info/blog/iphone_3g/)、今回は良くない面にも触れておこう。 iPhone 3G を買わない方がいい人は、以下のような人だ。

1)主に入力を中心とした使い方をする人は、買わない方がいい。1日に何回もダウンする iPhone 3G の場合、最後の一文字で入力終了、という段階で何回もダウンする。これが iPhone 3G ではなくて、日本製品だったら投げ捨てたくなるような場面だ。Version 2.1になってもこの傾向は大きくは改善されていない。未だにメモリー処理(かOS)がおかしい。

本気で文字入力したいときは、一度シャットダウンして再起動。それくらいの覚悟をしないと入力作業は完遂しない。たぶんグローバルスタンダードの iPhone 3G は「カナ漢字変換」するパワーまでは考えられていないのだ。

iPhone 3G は(現在の完成度では)あくまでも出来上がったネットコンテンツを「見る」「読む」ためのものでしかない。「見る」「読む」ものとしては十二分に実用的(それでもたまに落ちるときがあるが)。


2)自宅に無線LAN環境のない人(あるいは長居をする社内に無線LANスポットがない人)は、買わない方がいい。 iPhone 3G は、iTunesのコンテンツ(音楽、ビデオ、Podcastなど)とアプリデータ以外は基本的に自機内にデータを貯めるようには作られていない。毎回、メールデータでさえネットに読みに行くようになっている。これはこれで立派な考え方だが、毎々、3G回線を使ってデータの読み書きをやるのは無謀としか言いようがない。

5980円(パケット定額の上限金額)なんてどうということもない、というのなら話は別だが(パケットだけで5980円ということはいくら節約しても月10000円以上の携帯コストを覚悟する必要がある。個人利用で月額1万円を超える金額を携帯電話に使っている人は不良でしかない)。

仮に、5980円を「どうということもない」としても、「3G」スピードでは、毎回毎回ネットを読みに行く iPhone 3G は、やはり遅い。Wi-Fiスピードでやっとなんとか実用的、という感じだろう。 iPhone 3G では「3G」利用は緊急避難的という意味合いしかない。


3)電池の持ちが気になる人は、買わない方がいい。日本の携帯電話でも一回の充電では持たないような人は、買わない方がいい。その感覚で言うと iPhone 3G は午前中で電池がなくなる。

iPhone 3G は1日の内、非デスク系の外出がほとんど、という人には向かない。これは iPhone 3G の機械的な性能の可否と言うよりは、いつもネットにアクセスすることが前提というデータの使い方にある。一日中、街中で出歩くときには、SANYOのeneloop(http://www.amazon.co.jp/SANYO-USB%E5%87%BA%E5%8A%9B%E4%BB%98%E3%81%8D%E3%83%AA%E3%83%81%E3%82%A6%E3%83%A0%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%BC-%E5%B0%82%E7%94%A8%E9%AB%98%E5%AE%B9%E9%87%8F%E3%83%AA%E3%83%81%E3%82%A6%E3%83%A0%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%B3%E9%9B%BB%E6%B1%A0%E4%BD%BF%E7%94%A8-KBC-L2S/dp/B0010TA3M0/ref=pd_rhf_p_t_3)か、iClooly Power Station(http://www.rockridgesound.co.jp/products/iclooly/powerstation.html)は必需品だ。

私の場合は、まだ一度も帰宅までに電池が切れたことはないが、外出時無線LANスポットが見つかった場合などは、たぶん電池が足りなくなるだろうなぁ、という予感はある。何度も言うが、これは iPhone 3G の性能というよりはフルサイトブラウジングの快適さと引き替えのものだ。 


4)気の短い人は、買わない方がいい。一通のメールを読めるようになるまでに、日本の携帯の2倍から3倍の時間がかかる(日本の携帯電話で直前メール一通の内容に辿り着くために2秒か3秒かかるところを iPhone 3G では少なくとも5秒はかかる)。すぐにメールが読みたい、すぐにメールの返事が書きたい、と常に思っている人には向かない。何度も言うが、 iPhone 3G のデータはいつもサーバーにあることもあって耐えられないほどではないが、閲覧するには一呼吸置く。いわゆる「さくさく動く」という感じではない。

これは特に初期画面(画面ロック解除後のホームスクリーン)の設計がこなれていないという理由もある。日本の携帯電話のように、初期画面に当日のスケジュールや直前の到着メールの表示、その他のショートカットキー、およびニュース表示などが組み込まれておらず、毎回ホーム画面のアイコンを選ばないと内容がわからない。2階梯くらい余分なキー操作(タップ操作)が必要になる。

iPhone 3G の初期画面には時間表示しかない。ロック状態を解除するために、ホームボタンを押した段階で、直前メール情報やスケジュール情報、ニュース類などの情報は出すべきだ。

このiPhone 3G の初期画面については、まもなく改善され日本的な初期画面になるという報告もあるが(http://japan.cnet.com/mobile/story/0,3800078151,20380744,00.htm)、いずれにしても日本の携帯電話に慣れた人には辛いかも知れない。

以上のことを総合すると、現在の私の感覚では、 iPhone 3G は語の本来の意義で「ネット電子ブック」という感じか。うまく言えないが、こんな欠陥多い商品をそれでも使う気が起こるのは、ネット全体の情報を手元に集約できるという予感(実際に出来るかどうかは別にして)を感じさせてくれるからである。だから日本的な携帯文化からする不便さが致命的な欠陥にはならないのだ。

(Version 2.0)

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投稿者 : ashida1670  /  この記事の訪問者数 :
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