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 好酸球過多型副鼻腔炎は、喘息も同時に引き起こす ― 喘息は休息時に起こるらしい(目を覚ましたまま寝ることはできないのか) 2007年06月30日

今日(29日金曜日)は、二ヶ月ぶりの慈恵医大病院(http://www.jikei.ac.jp/)検診。例のアレルギー性副鼻腔炎(http://www.pref.kochi.jp/~aki/shinryouka/jibika/fukubikuuen.html)いう持病。平たく言うと蓄膿症だが、ひどくなると「鼻茸」といって、松茸のようなポリープが副鼻腔の中に広がっていって鼻腔全体を被うことになる。鼻呼吸が全くできなくなる。

20代の中盤から30年間、私の副鼻腔の中で「鼻茸」はどんどん増殖していって、息ができないほどになっていた(http://mixi.jp/view_album.pl?id=800311&mode=photo)。それで手術をしたのが、昨年1月(http://www.ashida.info/blog/2006/01/post_103.html)。

内視鏡手術で「鼻茸」を切り取っていくのだが、目や脳に近いところなので、注意が必要。手術はうまく行ったが、私の副鼻腔炎は、好酸球過多型(http://www011.upp.so-net.ne.jp/tuge-clinic/HOME96.htm)。好酸球という白血球の一部が普通の人より、4、5倍多い。

好酸球はその昔は寄生虫を退治する役目を負っており、意味のある白血球だったが、今は寄生虫もなくなり、その活躍の場を失い、副鼻腔や気管支を自己攻撃し始めているらしい(医学的でない説明でゴメンナサイ)。

おかげで私の副鼻腔は、好酸球でがたがたにされてしまったというわけだ。

鼻一杯に詰まっていた松茸ならず「鼻茸」は、内視鏡手術でキレイに除去されたが、好酸球が減ったわけではないので、いつでも復活する気配がある。

ステロイド剤(私の場合はセレスタミンhttp://health.yahoo.co.jp/hospital/medicine/detail.html?code=2&id=2459100F1022)が好酸球を抑えるのに一番効果があるが、永続的に飲み続けるわけにもいかない。

昨年の後半からステロイドは徐々に減らし、2月からはまったく飲まないようにしてきたが(飲み続けたのはオノンhttp://health.yahoo.co.jp/hospital/medicine/detail.html?code=2&id=4490017M1028とアレグラhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%82%B0%E3%83%A9だけ)、ここ1ヶ月くらい、鼻の調子がまた悪くなっていた。膿を伴った鼻水がときどき出るようになっていた。

鼻だけではなく、夜寝る前にもひどい喘息が起って寝られない。なぜ、寝る前なんだ! と怒っていたら、今日担当医が答えてくれた。起きているときは交感神経優位で緊張しているために気管支もきりっと開いていますが、夜寝る前は副交感神経優位でリラックスしており気管支もだらけている、その分気管支がつまりがち、だから夜寝る前などに喘息状態になるのです、とのこと。なるほど。「だったら緊張したまま寝ればいいんだ」、と私が言うと、先生は「そんなこと無理に決まっているじゃないですか」ともっともな突っ込み。

思わず私は笑っていたが、先生は深刻そう。「喘息は大敵ですね。好酸球の動きがまた勢いづいてきたみたいですね。好酸球は身体中の攻撃しやすいところを狙ってるんですよ。困りましたね」

慈恵の初診で森山先生が、「どうも好酸球過多型みたいだな」とぽつんと言われたのを思い出した。「芦田さん、検査結果は予想通り、(白血球中の)好酸球過多(http://medical.radionikkei.jp/suzuken/final/030828html/index.html)でした。好酸球過多による副鼻腔炎です。それ以外ではアレルギー反応は一切なし。カビに対する反応もない。典型的な好酸球過多です。普通の人が2%程度のところ、芦田さんは13.6%。7倍近くの数値になっている。好酸球が鼻の粘膜を刺激して副鼻腔炎を起こしている、ということです。喘息が出る数値の限界も超えている(喘息症状がない方がおかしいくらい)。鼻たけ(http://mmh.banyu.co.jp/mmhe2j/sec19/ch221/ch221h.html)は、とりあえず、手術で取り除くことができますが、術後も好酸球を抑える対策を継続しないとまたできてしまう可能性があります」(http://www.ashida.info/blog/2005/11/post_22.html)というのが、森山院長先生の最初の診断だった。2年前の11月のことだ。

その“予言”通り、オノンやアレグラを1年半以上飲み続けているのに、未だに好酸球が減らない、暴れまくっている。

今日は、そのために、血液検査、尿検査、レントゲン検査、肺活量検査と、いつもならやらない検査を行って、次回の呼吸器内科の診断に備えることとなった。

さらに復活したのは、セレスタミン(http://health.yahoo.co.jp/hospital/medicine/detail.html?code=2&id=2459100F1022)とルリッド(http://health.goo.ne.jp/medicine/search/3887_2/R/0/indexdetail.html)。これらは、手術直後に飲んでいたものと同じ。どうやら先生は私の身体に厳戒態勢を敷いたらしい。

様子を見ながら、次回は7月13日、と急に2週間後の検診となった。死ぬまで、病院へ通い詰めですか、鼻ごときで」。「いや歳と共に好酸球も衰えていく人もいますが…」「でも歳を取っても、好酸球だけは元気、なんてことになったら大変ですね」「そうなんですよ」(お互い笑)。「困ったな」(私)。

今日も寝る前が不安だ。『朝まで生テレビ』でも見ながら交感神経を高めて眠ることにしたい(そんなことはやはり無理か)。

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投稿者 : ashida1670  /  この記事の訪問者数 :
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