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 症状報告(43)  ― いちごは腐っている 2004年02月17日

 冬の最近は、スーパーマーケットは、いちご盛り。どこのスーパーでも何種類かのいちごが棚一杯においてある。だいたい、25個くらい入っているパックで350円〜1000円くらいまでだ。主婦のいない我が家では、このいちごは貴重なビタミン補給。その日に買ってきたいちご1パックを、毎日夜10:00前後に、息子と二人で12,3個(一人につき)ずつ食べている。

 いちごの(台所での)ヘタ取りは、私の役目だが、これをやっているとスーパーのすべてがわかる。腐りかけたいちごがパックの下や真ん中に隠してある。最近はパックをつかんで目線より上に上げて底から見えるいちご(の腐り加減)を見てから買うようにしているが、それでもパックの中程に隠してあるいちごの腐り様はこうしてもわからない(最近は中程に隠してあるいちごが中に小さな空洞ができていてよく変質している)。

 特に「50円引き」なんてシールの貼ってあるいちごパックは、ジュースにでもしない限り、絶対買ってはいけない。家内なら、腐ったところをナイフで切り取りながら、食べるだけの私と息子をだますつもりで、「50円引き」に手を出すだろうが(そしてそうして騙されるだろうが)、自分で一個ずつつまんでヘタ取りをする立場に立つと、これが耐えられない。腐ったところを切り取っているうちに吐き気がしてくる。最後には何もなくなる。50円分の体積(容積?)なんてあっという間に無くなってしまう。

 いったい、こういった腐った分のまったくない(隠し立てのまったくない)いちごパックというものは、この世に存在するのだろうか。『紀伊国屋』(http://www.e-kinokuniya.com/)や成城の『石井』(http://www.seijoishii.co.jp/)などのいちごパックはどれほどの品質管理をしているのだろうか。一度、いちごスーパー巡りをしたいと思う。いちごにかぎらず、レタスや野菜類の清潔感(腐っていない、葉が変色していないという意味での)も、自分で調理し始めるととても気になる。大概の主婦は、台所で腐ったものを“適当に”処理しながら食卓を騙しているのだろう。

 こんな視線に日々晒されているスーパーの経営というのは大変だ。人に聞いたら、主婦によっては、「レタスはあの店、キャベツは別の店」というように野菜毎にショップを変えている人もいるらしい。そんなこと「当然」のことらしい。ここで私は、賢明な主婦を褒める気にはとてもならない。そんな消費者に囲まれているスーパーの経営競争を考えるとぞっとする(『さえき』http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=174.124.26なんて、そう考えれば絶対につぶれる)。はたして、私の学校は、それほどまでの授業管理ができているだろうか。

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投稿者 : ashida1670  /  この記事の訪問者数 :
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