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2001/1/26(金)03:59 - YW - 4590 hit(s)
それってフェミニズムでも何でもなくて単に自分に都合のよい思想だと思います。
「話題」の20代後半、佐藤さんより年上の女性の意見です。
フェミニズムは「差別」というキーワードを筆頭に
「男性支配的な文明と社会を批判し組替えようとする思想・運動」(広辞苑から引用)
であって、佐藤さんの恐れる(?)お姉さまたちとは別物だと・・・。
どう思いますか???
アメリカに滞在中ならよく"Nature Nurture Debate"というのを耳にしませんか?
NatureはBiological、NurtureはSocial/Sociologicalな要素。
フェミニズムに限らず何かにつけてこのDebateはされますね。
フェミニズムの話では「妊娠」「出産」による差別はNatureというわけです。
確かに最近のフェミニストたちは(芦田さんがおっしゃっていたような)
技術によりNatureの差別を克服!というよりはNurtureの方から攻めてきます。
例えば高給取りの理系の職種に女性が少ないのは、小学生の算数の問題のほとんどが
男の子が興味があるもの(飛行機・電車などなど)を使用しているからだとか。
(つまり女の子に算数が興味がなくなるように仕向けいている!ということです。)
特にアメリカの急進派のフェミニスト("Radical Feminist")は、
フェミニストというよりは"Anti-men"でほとんどがレズビアンだと聞きます。
私が大学時代に読んだ心理学の教科書には・・・
アメリカのある研究で、ゲイになる原因として男性はNatureの要素が強いのに対して、
女性(レズビアン)は過去に何かしら男性に関する悪い経験(恋愛に限りません!)をして
ストレートからゲイになる傾向がみられ、Nurtureの要素が強いという結果が出ていました。
それが本当かどうかは別として、急進派のフェミニストは何でもかんでも
「差別だ!」と訴えたがるようにみえます。
不思議に思うのは女性であることのアドバンテージ(男性に対する差別になりうるもの)
があまり取りあげられないこと。(やはり女性に対する差別の方が多いから?)
私は職場で自分より上の立場の方に生意気なことをはく癖(というか性格?)があるのですが、
「女だから仕方ないよ、甘くみてあげなよ」みたいなものに助けられているところがあります。
同年代の男性社会人からよく「男だったら左遷ものだよ」と言われます。
また、仕事で何か上手くいったりすると「女なのにすごいじゃないか」とかで
男性社員が同じことをした時よりも(本当に給料に響いているのかは謎ですが)
周りの評価が高いようにさえ感じます。
結局「差別」というものは何を平等の基準にするかによって生まれるものだと思います。
大切なのは他人の基準を理解してあげることではないでしょうか?
(他人の基準に合わせるということではありません。)
そこからもっと上手くやっていく方法―和解、逃げ道、対抗する武器などが見つかるのでは?
最後になりますが・・・
平等の基準に関わらず、他人の思想の基準を理解することは自分に役に立つと私は信じています。
(だから芦田さんの「爆言」は毎回楽しく読ませていただいています。)
佐藤さんもお姉さまたちを「こういう基準の人もいるんだな」と暖かく見守ってあげてみては?
今後も「お付き合い(?)」頑張ってくださいね!!!
(これを読んで私のことも怖がっていないことを祈っています・・・。)
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