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2000/10/20(金)17:05 - 芦田 - 6183 hit(s)
佐藤> その面接で聞かれた質問は留学した目的、留学しての経験、
佐藤> それ以外の経験が中心でした。企業が個人を採用する時には能力より経験を聞くのだなと勉強
佐藤> になりました。ここで私が疑問に思っていることは経験と能力とは相関関係があるのかな?と
佐藤> いうことです。というのはどの会社の募集要項にも能力重視といった記載があるからです。
企業が、〈経験〉を重視するのには、理由が二つあります。一つは、教育機関などが、(本当に役立つ)スキルシートなどを用意してこなかったこと。つまり〈能力〉を客観的に表現する努力を怠ってきたこと。二つ目には、面接における短いやりとりよりは、その人の〈経験〉における浮力的な能力を聞いた方が、その人の能力をはかるのにはまだましだ、ということ。
要するに、能力があるかないか、あるいは能力をつける、つけないよりも、はるかに難しいのは、その能力を〈表現〉することです。
それを履歴書や面接という仕組みの中で、達成するというのは、神業に近いことなのです。だから、結局〈経験〉を問うということになります。これは、従って、積極的な評価軸ではないのです。
私も、したがって、教育に携わる者の一人としてこの状況を反省していますが、〈経験〉が重視される限り、企業は教育には全く期待していないということです。
テラハウスの情報教育は、この経験主義を破壊したいと考えています。
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