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14 re(1の2):「なぜ人を殺してはいけないのか」 |
2000/10/16(月)22:01 - 芦沢兄 - 8944 hit(s)
質問が二つあります。
人を殺すことができること=他人の存在から自由であること、が他人を愛する根拠であるということは、「愛する」ことの根拠はいっさい心理的な要因に求めることはできないということなのでしょうか。それとも、心理的な傾向に先立って、他人からの自由がまず成立していなければならない、そのうえで心理的な要因基づいてたとえば個人差などが発生するというようなことなのでしょうか。
もうひとつは、自己自身にとって自己の存在というのは「愛する」対象であり得るのでしょうか。「自己愛」といわれるものが、かりに可能であるとすると、自己を愛する人は自己自身から自由でなければなりません。確かに人は自殺という仕方で自己の存在からも自由になることができるように思えますが、自己自身の存在から自由になろうとした場合、わざわざ「自殺」と言う手段を取らなければならないこと自体が、自己自身の存在からの不自由さを示しているのではないでしょうか。また、「自殺」が成就した場合には、自己を拘束する自己の存在そのものが消滅していると同時に、そこから自由になろうとした自己自身の存在も消滅しているのだから、やはり自己の存在から自由であることはできないのではないでしょうか。つまり結論としては、「自己愛」などは架空の概念ということなのでしょうか。
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┣【14】 re(1の2):「なぜ人を殺してはいけないのか」 2000/10/16(月)22:01 芦沢兄 (1112) |
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