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391 体調が悪い ― 折り返しのきかない年齢
2001/8/8(水)00:12 - 芦田宏直 - 2478 hit(s)


どうも体調が悪い。人間、救急車で運ばれるような危機(http://www.ashida.info/trees/trees.cgi?log=&v=379&e=msg&lp=379&st=0)を体験すると復帰にそれなりの時間がかかるのだろうか。腰がまだだるいし、最近は目が疲れる。長い時間、目を開けていられない(目がだるい)。もう年か? そう言えば、あと、4日(8月12日)で47才になる。折り返すと94才だから、もはやそんな年齢まで生きる年齢ではないところまで来た。自分の年齢を折り返せない。ということは、もはや下り坂しかないということだ。人生を降りる、これはいったいどういうことだろうか。47年間というものがどんな時間だったかはそれを生きてきた私にはわかっている。しかし私は、47年間、ほとんど何もしていない(この無為に特にそれほどの後悔はないが)。そして、その何もしてきていない47年間を、もはや折り返せない年齢になっている。何もしていないことの上に、さらに消耗しつつあるこの身体。何もできないことの自乗。あるいは、降りる下り坂の勢いの中に、生きることの意味が加速しながら到来するのだろうか。この折り返せない時間というものに、この先、どんな意味を込めることができるのだろうか。40代を迎えた人間は、ほとんど折り返せない転換点を迎えることになる。あなたには、自分の年齢を折り返したら、どんな時間が見えてきますか?


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