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255 12/31(水)
23:44:58
 恒例:世界一早い、第54回紅白歌合戦全曲寸評  メール転送 芦田宏直  7069 

 
昨年に続いて(http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=88)、今年も全曲コメントをつけてみました。世界一、早い紅白速報です。掃除で疲れて、紅白前に寝てしまうかと心配でしたが、なんとか最後まで見ることができました。入院中の家内(http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=249.124.45)は、息子・太郎の好きな「ゆず」の歌を聴いてから寝たみたいです。

第54回NHK紅白歌合戦(素晴らしいニッポン 心に響く紅白を)http://www3.nhk.or.jp/kouhaku/mc.html

※出場順の下の数字は出場時間の目安です。
  (箇所によっては10分以上の誤差が生じる可能性がありますのでご注意ください。)
※歌手名のあとのかっこは紅白出場回数です。

総合司会
●竹内陶子(http://www3.nhk.or.jp/kouhaku/profile.html#takeuchi
加賀美幸子(http://www.shiga-ec.ed.jp/topic/030219/kagami.htm)以後、NHKを代表するアナウンサーがやっと出てきた。このアナウンサーは、加賀美さんよりキレがいい。紅白の大舞台で「総合司会」。たいしたものだ。

紅組司会
●有働由美子(http://www3.nhk.or.jp/kouhaku/profile.html#udo
出てきた頃は、ウーパールーパーみたいな顔をしていたのに、だんだんきれいになった。神戸大震災の取材の時の関西弁が今でも忘れられない。

●膳場貴子(http://www3.nhk.or.jp/kouhaku/profile.html#zenba
いかにも東大生という感じのアナウンサー。まだ学生のような感じが残っている。女性としては、同じ東大出身でも菊川怜(http://www.oscarpro.co.jp/profile/kikukawa/)の方が優しいような気がする。


白組司会
●阿部渉(http://www3.nhk.or.jp/kouhaku/profile.html#abe
全く関心がない。何で早稲田を出てアナウンサーなんてやってるんだろう。

●高山哲哉(http://www3.nhk.or.jp/kouhaku/profile.html#takayama
上記に同じ。


第1部(7:30〜9:20)



1:(7:33) BoA (2) 「DOUBLE」
BoAはいつも元気でいいが、足が短いのだけが玉にきず。昨年、紅白で唱った「VALENTI」の方がパワーも踊りもよかった。

2:(7:36) w-inds (2) 「Long Road」
この子たちは、大きくなりすぎた。2年前くらいは身体も軽くてしなやかでよかったのに、ここまで大きくなると、単なる不良にしか見えない。向かって右の子の目がBoAと似ていた。歌は、BoAの「DOUBLE」よりもw-indsのこの「Long Road」の方がいい。

3:(7:40) 後藤真希 (初) 「オリビアを聴きながら」
後藤真希ごときに「オリビアを聴きながら」が唱えるわけがないではないか。「慰めてくれるから」の「ら」がひどい。杏里の歌は簡単そうでむずかしい。それがわかっていない(それに私は、藤本美貴ファンだ)。きれいな白いドレスを取る必要などなかったのに。 なんで「オリビアを聴きながら」脱がなくてはならないのだ。

4:( 7:43) 175R (初) 「空に唄えば」
こいつらは、演歌歌手か? 一気に歌い上げたのは悪くなかった。

ここで審査員紹介
審査員では、三谷幸喜(脚本家)、村主章枝(フィギュアスケート選手)の笑顔がよかった。でもなんで松井がデジタル地上波の宣伝をしなくてはならないのだ?

5:(7:47) 愛内里菜 (初)「FULL JUMP」
この娘は真正面から顔を映さないほうがいい。渡辺美里(http://www.oikake.net/artists/Watanabe_Misato/)の二番煎じの歌だった。

6:(7:50) EXILE (初) 「Choo Choo TRAIN」
ボーカルに声量がない(サングラスをかけたボーカルの方が歌が下手)。それにこの歌はやはりZOOのように女の子が唱わないと、この歌に固有な哀愁が前面に出ない。NHKの演出もおかしい。なんで多数の不良小学生に踊らせるのだろう。この歌はおとなの歌なのに。

7:(7:55) 長山洋子 (10) 「じょんから女節」
荻野目洋子に張っていたこの娘も、やっぱり演歌に転向して(もとのもとは演歌歌手だったが)荻野目より長生きしている。演歌はやっぱり強い。歌も悪くない。気持ちよさそうだった。

石坂浩二が出てきた意味が未だにわからない。

8:(7:59) 山本譲二 (12) 「みちのくひとり旅」
初期の頃とわずかに歌い方が変わっていた。少し声が太くなって、キレがなくなっている。山本譲二も歳をとってしまった、ということか。

まだ石坂浩二がいる。

9:(8:02) 水森かおり (初) 「鳥取砂丘」
こんな歌手知らない。名前がよくない。そもそも「鳥取砂丘の道は迷い道」と言うが、砂丘に道などない。

まだ石坂浩二がナレーションを読んでいる。

10:(8:05) 山川豊 (10) 「函館本線」
前半、カメラの引きが長すぎて、損をしていた。山本譲二より、この人の方が人が良さそうだ。

石坂浩二がナレーションを読む意味がわかった。ここは演歌ゾーンだ。

11:(8:08) 香西かおり (12) 「無言坂」
昨年の「津軽じょんから節」は抜群だったが、この歌も悪くはない。この人は本当に歌がうまい。

12:(8:11) 前川清 (13) 「東京砂漠」
たぶん前川清も(歌手のくせに)和田アキ子のようにたばこを吸っている。だから、声が最後のところでのびない。昔はもう少し声がのびていたところで、声がぷつりと切れてしまう。たばこの所為だ。

以上、この演歌ゾーンでは、香西かおりが一番よかった。

13:(8:15) モーニング娘。 (6) 「Go Girl〜恋のヴィクトリー〜」
加護は太りすぎ。

14:(8:19) Gackt (3) 「Last Song」
Gacktって、本当はバカだと思う。いつも比喩が通俗的だ。

15:(8:23) 松浦亜弥 (3) 「ね〜え?む
ここまでの登場歌手でコスチュームがもっとも歌と本人のキャラクターに似合っていた。

16: (8:27)布施明 (19) 「君は薔薇より美しい」
後ろの踊りが全く歌に合っていない。たぶん、このデレクターはこの歌を現役で知っている人ではないのだ。三谷幸喜が一緒に唱っているのが、ちらっと映ったが、彼はこの歌の現役だから、よさがよくわかっているのだろう。布施明がかわいそうだった。

17:(8:31) 鳥羽一郎 (16) 「兄弟船」
なんで演歌ゾーンで唱わないのだろう。鳥羽一郎の上の歯はすべて差し歯だというのが最後のアップでよくわかった。歌手も歯が命なのに。

18 :(8:34) 神野美伽 (2) 「浮雲ふたり」
この人もたばこを吸っているような気がする。声がかれている。歌手はたばこを吸ってはダメですよ。

19:(8:37) 堀内孝雄 (15) 「河」
顔が変。

突然藤田まことがでてきた。元気そうで何よりだ。この人も(借金は多いが)堀内孝雄なみには歌が歌える。

20:(8:40) 石原詢子 (2) 「ふたり傘」
演歌歌手にしては歌が普通。バックで踊っていた和服の藤本美貴がかわいかった。

21:(8:44) 伊藤多喜雄 (2) 「TAKIOのソーラン節」
殺気があって、いい歌だった。稚内の中学生が中継で踊っていたが、ほとんど映してもらえなくてかわいそうだった(踊りはそれほどうまくなかったが)。

22: (8:48) 綾戸智絵 (初) 「テネシーワルツ」
この人は、騒がれているほどうまくはない。「ゴスペラーズ」ほどではないが、黒人をなめている。

23:(8:52) 華原朋美+コロッケ (5) 「ありがとね!」
華原朋美ももう足を出して歌える歳ではない。もうモモの肉が落ち始めている。女の人は歳を取る取り方が難しい。それにもっと歌う歌がいくらでもあるだろう(そもそもコロッケのいる意味がわからない)。「Living on 」なんかを歌って欲しかった。

24:(8:55) 谷村新司 (16) 「いい日旅立ち・西へ」
この「西へ」バージョンはよくない。歳を取って、変わったことをしようとする奴にろくな奴はいない。

25:(8:59) ZONE (3) 「secret base 〜君がくれたもの〜」
この娘たちを一番許せないのは、自分たちで歌を作っていないということだ。単なる歌手として見るとほとんど価値を失うのがこの歌だ。そもそもボーカルが、意地悪そうな顔をしている。この歌は、プロデューサーの勝利の歌なのである。

26:(9:03) さだまさし (15) 「たいせつなひと」
ここまでの舞台設計の中で、この歌の舞台設計が一番よかった。

27:(9:07) 女子十二楽坊 (初) ・錦織健 (2) 「自由そして荒城の月」
一人だけ本当に中国人のような女の人がいた。錦織の歌は全然よくない。

28:(9:12) 安室奈美恵 (9) 「SO CRAZY」
いい歌だ。この娘は結婚なんかすべきではなかった。今日、ここまでで一番いい歌を聞かしてもらった。客観的に見れば、伊藤多喜雄の「ソーラン節」と、この安室の「SO CRAZY」が、前半の双璧だろう。

29:(9:16) 森進一 (36) 「狼たちの遠吠え」
長渕なんかに、森進一の歌が作れるはずがない。終始、長渕にじゃまされた森進一だった。


●中断ニュ−ス(9:20〜9:30)

第2部(9:30〜11:45)
1:(9:30) 森山直太朗 (初) 「さくら(独唱)」
この人のために存在しているような今年の紅白歌合戦だった。そう予感していたが少し力が入りすぎていた。ニュースの直後というのも損をしていた。ピアノが邪魔だった。一番はすべてアカペラでよかった。

2:(9:34)浜崎あゆみ (5) 「No way to say」
私は姿勢が悪い女は嫌いだ。

3:(9:38) ゆず (初) 「夏色など…」
スケールが小さい。

4:(9:43) 一青窈 (初)「もらい泣き」
詞の中にある読点の意味が未だにわからない。「朝、から」など。そう言えば、昔「君が、嘘を、ついた」という歌があったが、この読点の意味はよくわかったが一青窈のはわからない。

5:(9:47) TOKIO (10) 「AMBITIOUS JAPAN!」
この人たちは歌手だったんだ。でもSMAPよりも歌はうまい。

6:(9:51)aiko (2) 「えりあし」
Aikoは、小さいのが素敵だ。顔も小さい、身体も小さい、手も小さい、足も小さい、歌も小さい、それがいい。

7:(9:55) はなわ (初) +テツandトモ (初) 「佐賀県なんでだろう〜スペシャル合体バージョン〜」
コメントのしようがない。

8:(10:00) Every Little Thing (7) 「またあした」
二人になってから、何もいいところがなくなった。こんなのELTじゃない。

9:(10:04) CHEMISTRY (3)「YOUR NAME NEVER GONE」
CHEMISTRYがうまいなんて一度も思わなかったが、この歌は70点くらいか。デュエッツトをよく意識した歌に仕上がっている。向かって右のピアスをしているボーカルがまだまだ下手だ。この人がうまくなれば、すぐに80点にはなる。いい年をしてピアスなんかしている場合ではない。

10:(10:09) 島谷ひとみ (2) 「元気を出して」
この歌は、竹内まりあの太い声なしには成功しなかった。今歌っている自分の歌(「YUME日和」か「ペルセウス」)を歌えばよかったのに。たぶんNKHのおじさんプロデューサーがリクエストしたのだろう。

11:(10:14) 美川憲一 (20) 「さそり座の女2003」
この人の歌は、「柳瀬ブルース」しかない。それだけでいい。衣装競争に走っている場合ではない。

12:(10:19) 小林幸子 (25) 「孔雀」
「孔雀」という歌は確かにいい歌だったが、衣装ばかりが目に付いて聞いていられない。いい加減、この衣装競争はやめてもらいたい。

13:(10:23) 平井堅 (3) 「見上げてごらん夜の星を」
何で自分の歌を歌わない?(http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=54)。それに他人の歌を歌うほど、この人は歌がうまくない。ふざけている。

14:(10:28) 藤あや子 (12) 「曼珠沙華」
残念ながら、山口百恵に負けていました。百恵に比べて殺気が足りない。でも和服とその振りが歌によく合っていました。

15:(10:32) 中島美嘉 (2) 「雪の華」
私は、この人のHELPLESS RAINをまだ売れていないころすぐに買って聞いていたが、その後は、すべてこの歌以下だと思う。ただしこの人はたぶん自分では歌を作ってはいない。そんな小細工をしなくても個性的なシンガーなのに。ただし背中を曲げるところは、同じ不良出身の浜崎あゆみと同じ。

16:(10:37) ゴスペラーズ (3) 「新大阪」
何度聞いてもこいつらは歌が下手。「ゴスペラーズ」なんてたいそうな名前をつけられるのは、ゴスペルを一度も聞いたことがないからだろう。

17:(10:42) 坂本冬美 (15) 「あばれ太鼓」
この人は初期型ではなく、後になって自分の歌を確立した人。デビュー曲を歌っても意味がない。

18 :(10:46)細川たかし (29) 「浪花節だよ人生は」
コメントをつけたくなる人ではない。

19:(10:50) 森山良子 (8) BEGIN (2) 夏川りみ (2) 「涙そうそう」
「ゴスペラーズ」も、この人たちから8分目で歌う歌い方を学ぶべきだ。

20:(10:55) 倉木麻衣 (初) 「Stay by my side」
学生らしい、いい歌だった。

21: (11:00)長渕剛 (2) 「しあわせになろうよ」
長渕も太った(顔も下半身も、しかも吹き出物つきで)。こうなりたくないから尾崎豊は死んだのだろう。こんな奴に「幸せになろうよ」なんて言われたくない。石野眞子も幸せにできないで、何が「幸せになろうよ」だ。

22:(11:05) 和田アキ子 (27) 「古い日記2003 KOUHAKU Remix」
いつ歌ってもあがってる。今日も最後までほぐれなかった。

23:(11:09) 五木ひろし (33) 「逢えて…横浜」
コメントする気が起こらない。

24:(11:13) 石川さゆり (26) 「能登半島」
この人もタバコの吸いすぎ。声が最後のところで伸びない。昔はちゃんと伸びていたのに。

25:(11:17) 北島三郎 (40)「風雪ながれ旅」
北島三郎に紙ふぶきはよくない。紙ふぶきが鼻の穴に入る確率が他の歌手より高い。

26:(11:22) 川中美幸 (16) 「おんなの一生〜汗の花〜」
コメントする気が起こらない。香西かおりのような新鮮さが歌にない。

27:(11:26) 氷川きよし (4) 「白雲の城」
選曲の失敗。

28:(11:30) 天童よしみ (8) 「美しい昔」
いい歌だったが、一箇所だけ歌詞を間違えたのが残念だった。

29:(11:34) SMAP (12) 「世界に一つだけの花」
中江君の最初のパートが心配だったが、なんとか60点。とにもかくにもジャーニーズ事務所史上もっとも歌と踊りの下手な集団だから、心配で、心配で。でもジャニーズ史上一番苦労人の多い集団だから、人がいい人ばかり。それで、大トリを取れたのだろう。よかったですね、SMAP。このおかげもあって、白の圧倒的勝利に終わりました。

以上、第54回紅白歌合戦全曲速報。28歳で結婚して以来、初めての家内のいない紅白鑑賞でもありました。


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