今日は、お盆休みの一日目。毎年、お盆休み一日目には、クルマの“サマーチェック”を行うことにしている。何のことはない。昔で言う「半年点検」のことだ。環八の三本杉陸橋のそばにあるサービス店(瀬田交差点から最近移転した)に持ち込んだ。
今、明細を見てみると「冷却水の濃度」「前後のブレーキパッド残量」「タイヤの残り溝量」「タイヤ空気圧」「バッテリー充電状態」「オイル交換」「オイルフィルター交換」など一般的なものだ。
オイルはいつも持ち込みで、私はいつもカストロールの0W―40(Formula RS Zero)を使っていたが(http://www.castrol.com/castrol/productdetailmin.do?categoryId=82927408&contentId=6500292)、最近その新しいバージョンEDGEというのが出たらしいので、それを使うことにした(http://www.castrol.com/castrol/productdetailmin.do?categoryId=9010772&contentId=7019721)。
もともと、私の車は、カストロールの0W―30を指定されているが、前のクルマは10W−60を使っていたこともあって、高温側が30では不安でしようがなかった。でも0Wオイルは、高温側に高いものは少ない。街中を走る限りは、40で充分だろう。もともと0Wオイルは、2000キロを超えると一気に性能が落ちると言われてもいるが、でもエンジン始動時の保護には最適なように思える。大概のクルマのエンジンは始動時でダメになっているからだ。少しは高いが、無理をしてでも0Wオイルを使った方がいい。
サマーチェックは予約しておいたが、2時間30分もかかるというので、そんな中途半端な時間をどう過ごすのか、考えてみた。店内で一時ノートパソコンを開いて仕事の続きをし始めたが、店内にいる顧客がいい年をしているくせに遊び人風情の顧客ばかりだったので、こんな連中と一緒にされたらたまったものではないと思い、おもむろに(パソコンの電源を切りスタンバイ状態で)店を出た。
そうは言っても、ここは駅から遠い。用賀駅(東横線)までは20分はかかる。千歳船橋(小田急線)までもそれくらいはかかる。だから本屋に行くわけにはいかない。
そう言えば、関東中央病院(http://www.kanto-ctr-hsp.com/)がそばにある。今日は、例の慈恵病院の鼻の手術後の検診日で(未だに月一回通っている)処方箋をもらったが、まだ薬を受けとっていなかった。診療直後の病院の傍の処方箋薬局はいつも混んでいるので(30分はかかる)、私は大概は職場の傍(そば)にある薬局で交換しているが、今日からお盆休み。ここなら関東中央病院があるので、その傍に処方箋薬局があるに違いない。
関東中央病院を通り過ぎて2分ほど歩くと世田ヶ谷通り沿いに、処方箋薬局(桜ヶ丘中央薬局)を見つけた。オノン、アレグラ、セレスタミン、リボスチン点鼻液など全部で9000円近く。毎月術後の薬代だけでこれくらいの出費がある。後、どれくらい通わなくてはならないのか。
1月の手術以来(http://www.ashida.info/blog/2006/01/post_113.html)、私の鼻の経過は順調で、ティッシュペーパーからも開放され、鼻をかむこと自体から開放されたが(快適そのもの)、やはりまだたまに鼻腔内にむくみ(ポリープの初期症状)が出る場合がある。セレスタミン(ステロイド)を隔日投与にするとむくみが出る。しかしいつまでもセレスタミンを投与するのもよくないし、難しいところだ。今日も主治医との打ち合わせで、隔日投与状態を続け、もしかさぶたが出来るようであれば、数日連続で投与するようにしましょう、ということになった。
さて、この薬局で薬を手に入れたのは良いが、しかし、まだクルマを預けて20分も経っていない。どうしよう、と思っていたら、いいことを思いついた。散髪屋に行こう。いつもの散髪屋(http://www.ashida.info/blog/2001/11/post_24.html)には遠すぎて行くわけにはいかないが、今日はお盆休みの初日。失敗してもお盆明けの頃には、いつもの髪型に戻っているはず。私は、ここ20年来散髪屋を変えていないが(というか、そういったことは、出来ないタイプの人間)、今日は休み初日で気が大きくなっていたのかもしれない(気持ちがハイになっていた)。なぜか、散髪屋に、どこでもいいから行きたくなっていた。
そもそも、こんな時間に散髪を済ませられるというのは最高のタイミングではないか。貴重なお盆休みにわざわざ散髪で時間を取られるのももったいないではないか。散髪というのは、気持ち的には半日がダメになる気分だから、このクルマ整備の時間待ちで散髪が済ませられれば、得なこと、この上ない。
そこで、薬局を出て、世田ヶ谷通り沿いを歩いている地元住民風の人に「このあたりに散髪屋はありませんかね」と聞いてみたら、一人目でピンポーン。「環八の方へ50メートルほど行けばありますよ」と教えてくれた。