番号 | 日付 | 題名 | 投稿者 | 返信数 | 読出数 |
392 | 12/30(木) 16:58:45 |
年末買うものシリーズ(6) ― 加湿器 | 芦田宏直 | 0 | 3094 |
加湿器が昨日、なぜか壊れた。病人も抱えているので加湿器を欠かすわけにはいかない、というのはどう考えても口実。そんなこととは関係なく買うしかない。もう何年も買っていないから、加湿器の(性能の)現在の水準がわからない。昨夜の深夜ずーっと調べていた。 まず、その前に加湿器を買う場合の私の最低条件(ここ15年間で7台は買い足し、買い換えてきた私の条件)。 私が思うに加湿器の最低条件は、手入れが簡単なこと。これがすべて。フィルターの取り替えや水がたまるところの掃除など、手入れインターバルがどれくらいなのか、大変気になる。寝室に入って寝る時間に、加湿器のスイッチを入れたら、「お掃除ランプ」が点灯していた、なんて何度あったことか。寝る前のことだから、余計に腹が立つ。これを放っておくと、部屋全体にカビやウイルスをまき散らすことになるから、手入れは避けて通るわけに行かない。 水だけ入れ替えていれば、いいと思って買う人がいるが、それは間違い。買うときには、水がたまるところの構造をよく調べる必要がある。ここが複雑なものは、いくらフィルターに防菌処理がしてあっても危険。本当なら電気ポットの上蓋がないような(というか少しだけ穴が空いている)加湿器が理想だが(昔実際にそんな加湿器があった)、それでは電気代がかかりすぎる。しかし、それが手入れゼロ、雑菌ゼロの理想的な加湿器だということになる。 そう思いながら調べていたら、ありました、ありました。三菱重工のナノミストSHH55AD(http://www.dianet.or.jp/mre/nanomist/index.html)。 「ナノミスト」というキャッチが付いているように、水滴を直径10ナノ(http://www.so-net.ne.jp/kagaku/news/nano00.html)の大きさにまで微少化することができる。普通のスチーム加湿器の水滴の600分の一に微少化する。 微少化のメリットは、以下の四つ。 @水粒子が10ナノと軽いので空気拡散が早く部屋全体を一挙に加湿化できること(メーカーのデータによれば、スチーム式の約3倍の速さで部屋全体を加湿できる)。 A10ナノまで微少化すると、200ナノ前後もある雑菌自体がノズル(ナノミストチューブ)から噴出しない。 Bそれゆえ加熱しなくても衛生的なため(もちろん加熱ヒーターも付いているが)、電気代もスチーム式に比べて60%以上安く済む。 C雑菌に対する対策が不要なため、メインテナンスフリー。水を入れ替えるだけ。シーズンオフ時に残った水を捨てるだけ。 加湿性能抜群、清潔感抜群、手入れも要らないとなれば、これを買うしかない(唯一の欠陥は、少し値段が高いことと、大きさが大きいということ)。問題は、年内に手にはいるかどうかだ。こういうときには、「価格コム」(http://www.kakaku.com/)しかない。ありました、ありました。19800円(http://www.kakaku.com/prdsearch/detail.asp?ItemCD=216840&MakerCD=234&Product=SHH55AD#ShopRanking)。e-ten(http://www.e-ten.co.jp/)という静岡にある店が一番安い。今日の朝10:00に電話をしたら、藤井さんという女性が出て、「在庫はあります」とのこと。「明日必着でお願いできますか」「大丈夫ですよ」。ちょっと古いが「開いててよかった」の心境。 ついでの話だが、三菱重工と言えば、その元会長の相川賢太郎さんは私のマンションの部屋の真下に住んでおられる(ここだけの秘密)。家内も懇意にさせていただいていてお部屋に入れていただいたことがあるが、そうと知らずに、戦車の模型が飾り棚に置いてあったのを見て「ご趣味なんですか」とバカな質問をして恥をかいたことがあった。まさか相川氏が私の“下”に住んでいるなどとは思いもよらず、しかもご夫婦だけの慎ましやかな生活(尊敬!)をされているようで、とても日本の工業化=近代化のトップリーダーとは思えない様子。いつもお休みの日はご夫婦で(カメラ片手に)散歩に出ておられ、時々公園でも会うことがあった。いつ会っても仲むつまじいご夫婦だ。 だから、「三菱重工」の加湿器、ということで、もし年内に手に入らなかったら「相川さんに頼もう」なんて、わけのわからないことを叫びながら、e-tenに電話をしていたところだった。明日が、楽しみだ。 ※ところで、静岡のe-tenには、ナノミストSHH55AD(http://www.dianet.or.jp/mre/nanomist/index.html)は、私の在庫が最後の一つで、午後この記事を書いているときにはもうありませんでした。買いたい人は別の店を探してください。ヤマダ電器や普通の店で買うと28000円前後します(他の加湿器よりは1万円ほど高いのですが、買う価値は絶対にあります)。 |
返信を書く [一覧へ戻る] |
392番まで読んだとして記録しました。[新着]モードで未読を表示します。