この問題は、難しい問題ではない。
要するに、教育制度をいじるときには、上位校の体制をまず変えることが問題ということ。
大学の受験体制やカリキュラムの体制をそのままにして、下位学校の「必修」「選択」の体制を自立的に論じること自体が問題。
「ゆとり教育」や「総合的な学習の時間」が成功しない理由も大学受験の内容を変えないまま、下位校(初等・中等教育)のカリキュラムをいじるからであって、すべては高等教育が野放しになっているのが原因。
文科省も文句のでない初等・中等教育ばかりをいじるから(弱いものいじめふうに)、“改革”が頓挫する。
教育改革は、上位校(教育の最後のOUTPUT)から変えない限り何も始まらない。
(Version 1.0)
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