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家内の症状報告(80) ― 仮退院(写真付き)(2006-08-05 23:53:01)へのコメント


by 某学生(2006-08-06 22:19:00)

校長、バリアフリーって何ですか?
福祉住環境って何ですか?


by ashida(2006-08-06 23:19:40)

「某学生」へ

あなたがどういう意味で「バリアフリー」「福祉住環境」という言葉の意味を聞いているのかどうか、わかりませんが、私はこの二つの言葉が嫌いでしようがありません。どちらも「身障者」にも快適な住環境を、というお節介で差別的なサービス精神から生まれたものです。

最近はまともな建築家であればこんな言葉は使いません。この二つの言葉の後に出てきたのが「ユニバーサルデザイン」というものです。

この言葉の意味ははっきりしています。〈身障者〉というのは、私の家内のように病気になったとか、高齢化が進んだからこそ登場するものではありません。酔っぱらえば、みんな身障者だし、濡れた床でも、暗闇でもみんな〈身障者〉です。だから何も身障者向きを意識しなくても、生活をデザインするというのは、人間のすべての生活を含み込んだものでなくてはなりません。健康な者、老齢な者、病気をした者などとわざわざ区別してデザインする必要はないのです。一人の人間(=同一の年齢)で、それらの人間の様態はすべていつでも発現するものなのです。デザインは一つ(UNI)。それがユニ(UNI)バーサルデザインの意味です。

だから、老齢者の家や身障者の家と言えば、すぐに手すり付きの廊下や手すり付きのトイレ、バスを作りたがるのは、すべてデザイン力、想像力の貧困から生まれ出たものです。「バリアフリー」「福祉住環境」なんて若いあなた方が使う言葉ではありません。

詳しくは、以下の私のブログを読んでください。

http://www.ashida.info/blog/2004/12/hamaenco_4_120.html


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