モバイル『芦田の毎日』

mobile ver1.0

和田義彦の盗作騒動について ― 和田は悪くはない[社会・思想]
(2006-06-02 08:20:44) by 芦田 宏直


和田義彦(http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20060529k0000e040068000c.html)の盗作疑惑が話題になっているが、世間の人は何でこんな“偉い”人が誰にでもわかる盗作をしてしまうんだろう、と思っている。そんな報道ばかりだ。


しかし、私はそうは思わない。創作家というのは、いつでも新しいものを作り続けている。作品は完成した途端に創作家にとって古いものとなり、耐えきれない自己嫌悪に陥るくらいに過去のものとなる。

あるいはそれとは正反対に、書き上げた途端に、もう二度とこれを超える作品は作れない、と思うほどに終わってしまう。

創作家にとって、作品を作り上げるということは、一つの自殺行為なのだ。人がどう評論しようといつでもが現場の作家にとっては処女作なのである。

もはやこれ以上は作れない、という断念と創作家(毎回が処女作家である創作家)にとってはもとから無縁な名声との矛盾が和田の盗作を招いている。

彼は毎回が処女作家であろうとしたからこそ、盗作に及んだのである。自分の作品をノウハウ(=技術)と惰性で作り続けているくだらない“芸術家”が盗作などするわけがない。


<画像:にほんブログ村 教育ブログへ>
※このブログの今現在のブログランキングを知りたい方は上記「教育ブログ」アイコンをクリック、開いて「専門学校教育」を選択していただければ今現在のランキングがわかります。


コメント(10)
次の記事へ >
< 前の記事へ
TOPへ戻る