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校長の仕事(20) ― 新入生フレッシュマンキャンプ( コンピュータの本質、建築の本質、オリンピックセンターの建築・写真付き)[教育]
(2006-04-18 23:29:56) by 芦田 宏直


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今週は日曜日の早朝から始まった。毎年恒例の新入生フレッシュマンキャンプ。一度八王子の大学セミナーハウスで行ったが(http://www.ashida.info/blog/2003/04/hamaenco_3_46.html)、通常は代々木公園に隣接する(http://www.tmamt.or.jp/yotei/map/6.htm)国立オリンピック記念青少年総合センター(http://nyc.niye.go.jp/)で行っている。

今年は予約の関係で、インテリア科、インターネットプログラミング科、WEBデザイン科が第一陣(日曜日から月曜日まで)、第二陣は建築科と建築工学科で月曜日から火曜日まで。ということで私自身は連続2泊三日のフレッシュマンキャンプとなった。

この国立オリンピック記念青少年総合センターの設計(http://www.sakakura.co.jp/japanese/associates/portfolio/awards.htm)は坂倉建築研究所(http://www.sakakura.co.jp/)の手によるものらしい。日本建築業界賞は受賞したが、あまり評価されなかったという。

しかし私は、この青少年総合センターを断固として評価したい。絶景は、夜の風景。特におすすめなのが、宿泊棟エリア(http://nyc.niye.go.jp/facilities/d2-5.html)から国際交流棟(http://nyc.niye.go.jp/facilities/d6-4.html)の前へと続く桜並木を歩いて行くときの風景。

<画像:オリンピック桜並木.jpg>
これは反対側の国際交流棟から見た桜並木。


カルチャー棟とセンター棟の大きく縁取られたガラス面(どちらも食堂ラウンジだが)が明るく光るが、この桜並木の道路面は、ビル一階分くらい高い面にあり、その高さに地面からのラウンジの高さ(食堂ラウンジ自体は2階にある)が合わせてある! 

したがって桜並木を歩くとまるで夢の浮き橋を歩いているような錯覚に陥る。


<画像:オリンピックレストラン全景.jpg>
夜撮れなかったのだが、これが昼のその風景。左がセンター棟(クリーム色のブラインドが一部かかっているが本来は全部ガラス面で露呈する)。右がカルチャー棟(こちらも白いブラインドが一面にかかっているが、夜は開放される)。広角のカメラがなかったので、携帯電話のカメラではこれが限界。夜撮りたかった。


<画像:オリンピック障害者用エレベータ.jpg>
ここが桜並木から、正面玄関の広場へと降りていく階段。真ん中にあるのは障害者用エレベータ。通常は脇へ追いやられる障害者エレベータもこのように階段のど真ん中に据えられている。まるで岬を見やる(両端の食堂ラウンジを睨むように)灯台のようだ。


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