退院後休む間もなく、退院当日25日水曜日から仕事を再開しているが体調はいたって快調。手術後のビフォアー=アフターは現在のところ、以下の5点。
1)声の変化
今日から、鼻の両穴の綿球とマスクを取るようにした。職場でも比較的耳のいい人たちは私が話す度に異様な顔をして(目をぱちくりして)私の顔を見ている。「声が違う、違う人みたい」。
もっと「違う」と言う人たちがいる。電話の声を聞いた人たちだ。わざわざ「芦田先生ですか」と何度も電話口で問う人がいる。話し続けていると笑いはじめる人がいる。「声、おかしいですよ、先生。違いますよ、声が。変だな、勘が狂いますよね」。私の家内の評価では22、3歳前後の私の声とほぼ同じらしい。30歳も若返ったことになる。
ただし私の内部から聞く声はほとんど変わっていない。自分ではほとんどわからない。内部に空洞ができた分、むしろ内部からの声は響いており、返って鼻声気味だが、外部に聞こえている声は、鼻声では無くなっているらしい。
2)いびきの音量と持続時間が変化した
いびきの音がはるかにトーンダウンした。さらに音量だけではなく、いびきの時間がほぼ5分の一に縮減した(という家内の報告)。眠りの深さも増したような気がする。
3)歯磨き時の吐き気が無くなった
朝の歯磨きのフィニッシュである歯磨き粉をはき出すときのオエー(吐き気のゲロ音)が全くなくなった。これは病院の手術直後からそうだった。ここ10年くらい続いていた歯磨き時の吐き気が一気になくなった。
4)臭気が復活しはじめた
日曜日に例の散髪屋(http://www.ashida.info/blog/2001/11/post_24.html)に行ってきたが、散髪屋の整髪料のきつい臭いがわかりはじめた。日々、臭いの感覚が戻りはじめている。
5)耳垢が軽い
耳垢の湿り気がなくなった。耳垢が“さわやか”なものになった。私の慢性副鼻腔炎の最大の副作用は急性外耳炎。慢性副鼻腔炎につきものの偏頭痛などはほとんどなかったが、夏場などで疲労がたまると左耳の外耳が湿り始め膿のようなものが必ず出てくる。外耳をさわるだけで痛い。この外耳炎は30年くらいの持病だ。たぶん今回の慢性副鼻腔炎が完治するとこの外耳炎ともおさらばだ。耳が軽くなったような感じが今でもわかる。
手術後約2週間。それでももう5つもの改善が見られる。こんなに効果の高い手術はない。入院費用は手術費も含め約60万円もかかったが、充分元は取れそうだ。売れない女性タレントの鼻の美容整形よりははるかに実質的な効果が高い。
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