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掃除機は、なんと東芝VC-S24C(http://www.toshiba.co.jp/webcata/housekeep/vc_s24c/index_j.htm)。私は、いつかダイソンの掃除機(http://www.dyson.co.jp/)を買いたいと思っていたが(最近テレビでも良く宣伝している)、7万円前後もするので我慢していた。
ところが、実際店頭で使わせてもらっても、大したことはない(単に音が大きいだけ)、といつも失望していた。東芝の掃除機の方がいつでもしっかりしている。本当に「サイクロン」と言える掃除機はたしかにダイソンしかないが(日本製の「サイクロン」は、フィルターを使っているから本物ではない)、用はサイクロンが本物かどうかではなくて、掃除力があるかどうかだ。
そう思って年末買い物のリストに入れていなかった掃除機なのだが(今年もまた年末掃除が私の腕1本にかかっているため)、二つの事件がその予定を変えてしまった。
一つは、何気なく買った『日経トレンディ』(2005年1月号)に、「愛用品を手放しても買う価値あり」と東芝VC-S24C(http://www.toshiba.co.jp/webcata/housekeep/vc_s24c/index_j.htm)が絶賛されていたこと。この雑誌は4ヶ月に一回くらいは買うが、名前の割にしっかりとした独自取材がなされていて、昔の『暮らしの手帖』(http://www.kurashi-no-techo.co.jp/)のような思想がそこかしこに見られる。週刊誌(週刊新潮などの)よりもはるかに立派だ。
その雑誌が、次のように書いている。「総評:床の状態にかかわらず高い吸塵力を示した。じゅうたんやフローリング、畳や壁際のゴミは、どれもノズルを1往復させるだけで取れ、きれいな仕上がり。本体の上にあるボタンを押せば、フィルターのホコリを取りながら、ダストカップ内のゴミを圧縮できる。フィルターの手入れやゴミ捨ての手間を半減でき、手入れ自体も手軽にできる」「吸塵力については、どこ(フローリング、じゅうたん、畳、壁際)を掃除しても、1往復できれいにゴミが取れた。特にフローリングと畳は、1往復させただけなのに、雑巾で拭き掃除をしたようにツルツルになった。小型ノズルも使いやすい」「手入れについては、本体上部のボタンを押せば、ダストカップを取り出さなくても、ゴミが圧縮でき、フィルターのホコリまで取れるので手入れが楽」。
この記事の後には、実際のフローリング、じゅうたん、畳、壁際のゴミの残り具合が写真で映っていて(まさに『暮らしの手帖』商品テストなみ)、たしかにダイソンよりもはるかにゴミが取れている。ほかには、松下電器、日立、三洋、三菱の横綱級の掃除機が並んでいるが、断トツで東芝。ランクは、Aランク:「愛用品を手放しても買う価値あり」、Bランク:「購入を検討中なら候補にしてよい」、Cランク:「選ぶには慎重な判断が必要」と三ランクあり、東芝だけがAランク。後はすべて(ダイソンも含めて)Bランク。しかし、AランクとBランクとでは、大きな開きがある。「愛用品を手放しても買う価値あり」なんて言われたら、その気になるではないか。その気になった。
もう一つの事件。先週、世田谷石丸電器(元ヤマギワ世田谷店)http://shop.ishimaru.co.jp/store.php?code=1130からダイレクトメールが来て、来年1月をもって閉店とのこと。秋葉原のヤマギワ電器以来のほぼ20年を超える付き合いをしてきたヤマギワ族の私も、変形した石丸=ヤマギワ人として付き合ってきたが、これでヤマギワの歴史が完全に消滅する。「残念!」。レストランがあったころのヤマギワ世田谷店(秋葉原店にもレストランがあったが)が一番好きだった(ヤマダ電器にはない雰囲気があったのに、最近はヤマダ電器旋風で圧倒されていた)。
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