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ディキンソンの原詩を見つけた。[社会・思想]
(2004-09-14 08:23:10) by 芦田 宏直


エミリィディキンソン(1830−1886)(http://www.h2.dion.ne.jp/~hemlock/index2.htm)は、アメリカ19世紀を代表する女流詩人(http://www.h2.dion.ne.jp/~hemlock/index2.htm)。生存中には、詞は一切発表されなかった。彼女の死後、妹ラヴィニアがチェストの中から1700編を超える詩編を見つけたらしい。『ソフィーの選択』で使われるなんて思いも寄らないことだろう。そんな彼女のために、一晩かかって、Ample make this bed.の原詞を探し出しました。さすがに私の書斎(http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=315.313.1)の中にはディキンソンの詩集は一切なかったものですから、結構苦労しました。

映画の中の訳詞はそんなにも間違っていませんでしたが、「this ground」=「this bed」の意味合いを伝えることが充分にできていないような気がします。

Ample make this bed.

Make this bed with awe;

In it wait till judgment break

Excellent and fair.

Be its mattress straight,

Be its pillow round;

Let no sunrise' yellow noise

Interrupt this ground.

※映画の中の訳詞

広い寝台を

畏れをもって準備し

公正な

審判の下る日を

静かに待とう

しとねをまっすぐに

まくらは丸く

朝日の黄金色の騒音に

乱されぬように

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