読者の方から、“洋もの”が少ない、と私の好みに文句が付きました。リストには確かに少なかったかもしれませんが、そんなことはありません。レコード時代からのものをいれれば、洋ものも私の音楽エリアの中にはそれなりにあります。最近(といってもここ10年くらいで)聞いていたのは、私の3500曲リストの中にあった、レジーナベルやエイミィグラントどまりでしたが(ちょっとポピュラーすぎますか?)。
時代的には、カスケーズの「悲しき雨音」、クリフリチャードの「しあわせの朝」、ジュディ・コリンズの「青春の光と影」などが(わかる人にはわかる)、私のポップス現役時代です。「青春歌年鑑(http://www.toshiba-emi.co.jp/entertainment/utanenkan/index_j.htm」のようにポップスでも過去の集大成年鑑のようなものはないかと探していたら、ありました、ありました。「僕たちの洋楽ヒット」(http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00006BGP1/dothehus-22/250-9272990-4189850)。このシリーズに1960年代以降のポップスのほとんどが網羅されています。早速、レンタルショップで借りてきて先週の土日で“マイiPod”に全曲入れてみました。ついでに見つけたのが、「WOMAN」(http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005HUBJ/ref=pd_sim_dp_2/250-9272990-4189850)というオムニバスシリーズ。
この「WOMAN」には、最近の珠玉の名作がほとんど入っています。「青春歌年鑑」の80%以上はほとんど聞かない歌ばかりですが、この「WOMAN」シリーズは逆に80%以上が三星(★★★)以上です。このシリーズ3作目までを借りて、これも“マイiPod”に入れました。これで、私のiPodはポップス系もほぼ制覇しました(要するにアナログレコードで聞いていた曲のほとんどはすべてデジタル化されているということです)。私のiPodは、現在3940曲。これで20GBの“マイiPod”は、ほぼ満杯になりました。この“マイiPod”シリーズの報告も、したがって、これで(とりあえず)おしまいです。このiPod連載の間に、私の周辺では一衆議院議員も含めて6人の人が、“iPod”を買いました。アップル社から感謝状が欲しいくらいです。
ところで、この「WOMAN」シリーズで、(お恥ずかしいことに)私は、ジェニファーロペス(Jennifer Lopez)が歌手で(でも)あることをはじめて知った。私は、ジェニファーロペスといえば、「ザ・セル」(http://www.cell-jp.net/top.html)という佳作映画の主演女優としてくらいしか思い出せない。でも特に「If You Had My Love」という曲が大変気に入って(歌はそれほどうまくはないが)、リビングで大きな音量で聞いていたら、息子が「これ有名な曲だよ」とさりげなく一言言って立ち去っていった(腹が立つ)。有名であろうがなかろうが、いい歌はいいと思って何度もリピート。何回も聞いている内に、この歌を歌っている姿のジェニファーロペスを見たくなって、AMAZONを検索したら、ありました、ありました。彼女の故郷プエルトリコ・ライブ収録したDVD「レッツ・ゲット・ラウド」(http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/tg/detail/-/dvd/B00008DYYV/similarities/ref=pd_sim_dp_list/250-6074418-8544204)、ビデオクリップDVD「フィーリン・ソー・グッド」(http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005J4LQ/ref=pd_sim_d_dp_1_1/250-6074418-8544204)。どちらにも「If You Had My Love」はあり、どうもこれはジェニファーロペスの代表作の一つとも言える作品のようだ。どちらも注文! こうやって自分で収録しながらも、“新しい”歌を発見するのも大容量“iPod”の楽しいところだ。
40GB、60GBで150グラム以下の新“iPod”も時間の問題だろう(すでに東芝GIGABEATは、40GBで156グラムの製品を9月末に発売予定とのことhttp://www.toshiba.co.jp/about/press/2004_06/pr_j1401.htm)。このHDDを採用した“iPod”が発売されるのは時間の問題(http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000047674,20061804,00.htm)。そこまで、この“マイiPod”レポートは休憩します。TSUTAYA (http://www.tsutaya.co.jp/index.zhtml)やGEO (https://www.geogp.com/home/)に置いてあるCDをすべて収めることのできる“マイiPod”になるには、何ギガの“iPod”が必要になるのだろうか。考えただけでも楽しいことだ。