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今日は朝から、死んだ金魚にうちひしがれて学校へ行って、その金魚のことを職員に打ち明けたら、建築科の野上先生(http://www.tera-house.ac.jp/k-inte/ken/index.htm)が、実は金魚博士だ(金魚に詳しい)というのを知った。「イソジンはひどい。たぶん、尾腐れ病か、白点病。そういうときには、水温を高くすればいい。今だと12℃〜13℃だと思いますから、それを少しの間28℃くらいにする。そうすると菌はみんな死んでしまいます。塩は確かに効果がありますが、菌の繁殖を抑えるだけで、完治はしない。薬を入れるのならイソジンではなくて、グリーンFゴールドというのを入れれば、完璧」。
なるほど。私は、温度を高くしたらむしろ菌は繁殖すると思っていた。食品の腐食のように。逆なのだ。そう言えば、安保徹も「身体は冷やしてはいけない」(『免疫革命』http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/3aefc10412c880103cc4?aid=&bibid=02342574&volno=0000)と言っていた。副交感神経の支配を受けている血液循環は、交感神経の緊張(夏から秋・冬への変わり目の温度変化)によって血行が悪くなり、その分、免疫力が落ちるというのが彼の説。金魚もそうなのだ。授業をやっているときの野上先生にはまだまだ注文があるが、このときばかりは脱帽。「早く言えよ」と思わず言ってしまいました。後から、親切にも校長室まで、福井水族館のサイト(http://www.koikoi.co.jp/aquarium/aqualife/sick/sick.html)を印刷して持ってきてくれました。
帰宅してから、また息子の太郎を呼んで、わびしくお腹を見せてバケツに浮かんでいる金魚を見ながら、「どうする? この金魚」。「テラスの鉢植えの土に埋めればいいじゃない」(太郎)。「そうか、そうだな。おまえ、なかなか役に立つジャン」と私。鉢に水をやるときに、中途半端に腐敗しかかっている金魚の顔が突如出てきたら、怖いので、「くれぐれも、奥深く埋めてくれ」と、すべては息子に頼んで、後で、埋めたツツジの鉢植えに合掌。間もなくツツジも赤くなるが、それも金魚の幸せな余生の過ごし方でしょう。そう思うとツツジの葉っぱ模様が、金魚の尾っぽのようにも見えてくるから、不思議なものだ。
こうなれば、これもまた家内の病を抱えて代わりに死んでくれたと思うしかあるまい。まさに、合掌、合掌。
ところで、心配された武蔵丸(http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=217)は、今日は快勝したらしい(http://sports.yahoo.co.jp/sumo/headlines/mai/20031114/spo/21201600_mai_00002070.html)。よかった。
ところで、明日、私はまたもや、講演出張。山口県の宇部へ日帰りだ。山口医療福祉専門学校(http://www.isen.yic.ac.jp/)、山口情報ビジネス専門学校(http://www.ube.yic.ac.jp/)山口キャリアデザイン専門学校(http://www.toku.yic.ac.jp/xoops/modules/wfsection/)、 防府福祉医療専門学校(http://www.hofu.yic.ac.jp/)など、山口に四つの専門学校を有する学校法人昇陽学園の副理事長、井本浩二さんから依頼をうけての仕事。彼は、例の「自己点検・評価」神戸セミナー(http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=207)の受講者。それが縁での今回の講演だ。
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