【昨年の終活帰郷シリーズ】その日は、父親が亡くなってお葬式を終えて(私が高校三年生のとき)、もう一度学校に戻ったときだった。
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※写真は、母校・府立?知山高校の正門中央の石垣
母校・?知山高校の正門を入ったすぐのこの石垣のところで休んでいたら(というか何をしていたのか忘れたが)、二年生(たぶん)の、私は知らない後輩が寄ってきて「芦田先輩、お父様がお亡くなりになったときくらいは、ゆっくり休んで下さい」と言われてしまった。
思わぬ後輩の言葉。「ありがとう」と言う前に、誰だか知らない後輩にそう言われたのにびっくりして(しかも今日が父のお葬式の日だとその後輩が知っていたのにも驚いて)、生返事をしたと思う。
でも、それ以来、私に?後輩?がいることの理想的なモデルが、これだなと思うようになった。弟子とは見えぬ弟子であってほしい。徒党を組む連中にろくな奴はいない。父の死の貴重な経験だった。
※半世紀以上経った正門は少し変わっていたが、この石垣と植栽は当時のままだった。ぜひ写真に収めたい1枚だった。感謝。ただし、この写真の先にあった後者の入り口の建物はすべてなくなっていて、私の学んだ、それに続く建物の教室もすべてなくなっていた(運動場になっていた)。体育館だけだ半世紀以上経っても残っていたが、この正門の石垣と共に、二つだけが当時のまま。
〈学校〉というものは、建てる(設立する)以上は、少なくとも100年以上なくしてはいけないと思った。そして、いま私は学校法人の理事を務めているが、この写真はその想いを込めての1枚です。