by 匿名(2009-01-10 02:26:18)
「大衆の原像」と「表現」との関係が出てくるあたりからちょっと圧倒されました。
「大衆の原像」ってそういうものなのか〜。
「悲劇」ってなるほどぉ〜。
「類」ってのはそういうふうに(=「大衆の原像」)考えるのかぁ!?
「往相」と「還相」は「指示表出」と「自己表出」とそう関係しているんだねぇ。
最後の盛り上がりはちょっと涙です。
by amarini(2009-02-24 23:16:14)
ものすごくよく分かる気がしました。ふにおちたといいますか。
自己表出というと表現するものが上だという成り上がりのぼくみたいな人間に錯覚を与えるものかと思っていたら、「沈黙がその幹だ」と言われているので、全然ちがうんですね。
そういえば、発言したり表現する手前でもどってしまうことのほうが圧倒的に多いですし。
どう考えても、そちらの方が大海だといまならわかります。
吉本さんの本少し読んでましたが、半分しかわかっていなかったなとかなり感動的に反省しました。
by (2010-03-15 01:00:17)
大変面白い。
人間の根幹に在る原初の頃のヒトの感性がヒトを人たらしめている。
言葉がヒトの美術表現の基礎としてあり
自己表出として行われている。
現代の社会システムの根幹を揺るがす何かがそこには在る。
自己表出は、その扉を開く鍵なのかもしれないですね。
世界に感謝します。