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第2版:ハードディスクが壊れた ― Core2 Duo はもはや古い(DELL Dimension9200のCore2 Duo を Core2 Quad にすることはできるのか? たくさんの写真付き解説)[商品批評]
(2008-05-17 10:46:22) by 芦田 宏直


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昨年の7月に買った自宅用のパソコン、DELL DIMENSION 9200が1年持たずに壊れた。せっかくあれほど褒めてあげたのに、ショック!

※第2版では、インテル社のここ数年のCPU開発の紆余曲折を追加。

1週間前から、操作をしばらくしないと画面がフリーズして動かない。Ctrl+Alt+Delキーを押しても固まったまま。電源キーを長押しても固まったまま。何をしても動かない。

電源コンセントを抜くしかない。立ち上げ直す。こんなことをこの1週間自宅で繰り返していた。

さすがにパソコンに向かう気持ちも失せかけていた。こうなったら、ディスクのエラーチェック(http://www.lifeboat.jp/support/db/011060214002.html)をするしかない。

ところが、エラーチェックをするととんでもないことが起こった。5ステージの第四段階までは無事進むのだが(最終チェックは5ステージの第五段階)、もうすぐ終了というところの81%で止まってしまう。まだチェックをやっているのかも知れないと、夜、電源を切らずに寝て、朝起きて見たらまだ「81%」。そのまま職場に向かい、自宅に9時過ぎに帰ってきてもまだ「81%」。なんと20時間経っても動いていない。

これは大事(おおごと)だ。わが学校の先生達に聞いてみると、「ハードディスクが壊れている」とのこと。「なんのこっちゃ(関西弁)」と怒る。まだ買って1年も経たないのにハードディスクが壊れた? 「よくあることですよ」とも言われる。

そこで、今日は職場(学校)にパソコンを持ち込んで、大修理。我が職場にはIT系の専門家がたくさんいるのでこういったときには心強い(わが学校で直らないパソコンはどんなメーカーに戻しても直らない)。

まずもう一度ディスクのエラーチェックをするが、やはり「81%」で止まる。

「ハードディスクを買うしかない」とのこと。私のDELL DIMENSION 9200にはもともとSeagateの500GBが搭載されていたが、これがダメになったということだ。買って直後に日立製の500GBHDD(7200回転)Deskstar T7K500(http://www.hitachigst.com/portal/site/jp/men)を増設したが、こちらは大丈夫。

しかしSeagateの500GBにOSもアプリケーションも主要なデータも入っているから、つらい。ミラーにしてデータのバックアップは取っていないが(そんな大げさなことは私はしていない)、同期ソフトを使って100GBくらいの間近のデータは保持できている。

むしろOSやアプリの再インストールの方がじゃまくさい。それに拡張ボード類のドライバもカバーしなくてはならない… 等々考えるとだんだん鬱陶しくなってきた。

<画像:壊れたハードディスク(シーゲイト社製).JPG>
これが壊れた?Seagate 「Barracuda 7200.10」の500GB。正式型番は、ST3500630A。もともとDELL DIMENSION 9200に入っていたもの。OSもアプリもここに入っている(悲)。

そんなことを考えながら、何回かチェックディスクをかけている内に何とかSeagateの500GBが立ち直った。WindowsのCD-ROMからは不可能。最後はフロッピー立ち上げという手もあったが、そこまでしなくても何とか立ち上がった。

しかし、もはや一度致命的な故障をしたSeagateのHDDなどもはや使う気は起こらない。立ち直っているかに見える今の内に、ハードディスク・クローンを作れば、OSやアプリ、ドライバ類の再インストールが不用になる。クローニングをやるためには、ソフトが必要になるが、労力ははるかに軽減される。全てが元通りに復帰するからだ。Acronis True Imageというソフトを使って、Seagateの500GBの中身をそっくり移すことにした。

<画像:クローンソフト.JPG>

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