モバイル『芦田の毎日』

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GOOGLEリーダーは楽しい ― 1000の記事を10分で読めるRSSは楽しい。(2007-11-29 22:37:49)へのコメント

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by Yoshiyuki(2008-01-30 10:52:19)

・芦田さんの同ブログ内容と被りますが、小生も下記のように考えていました。長文で恐縮ですが、投稿させていただきます。


◆◆Yoshiyuki脳内思考◆◆

・web2.0は、「発信、共有」の劇的な実現ハードル低下、コスト低下の時代だった。これは、ブログ、SNSに代表される。

・web2.0の結果、Net上で生成される情報量は、幾何級数的に増加した。個人の可処分時間で処理出来る情報量を遥かに越えている。見たい、知りたい...だが、情報をさばき切れない。

・大きく成り過ぎた情報流通量の中で、今後は、FLOW情報を如何に短時間で効率よくシャワーのように消費し、そして、大切な情報のみに如何に個の貴重な時間を割り振るのかが、ライフスタイル上重要になってくる。

・よって、個人がイチイチ操作せずとも、日々消費する情報は
  ・automaticに
  ・コンパクトに
  ・一気読みが出来る閲覧性(操作性)の良さで
  ・一箇所に集約
 されていることが重要になる。

・上記を全て具現化できるSolutionとして、Feed/RSSという仕組みが着目される。

・従来のポータルサイトや個々のwebサイトは、顧客が訪問してくれるのを待つ「店舗型」だとすれば、Feed/RSSは顧客の目の前まで商品をdeliveryする「宅配型、通販型」と云える。

・それぞれに良さがあるので、どちらかがどちらかを駆逐することは無い。顧客がニーズに合わせて、使い分けるだけだ。

・但し、顧客の流れ、顧客の行動導線は確実に変わる。
・双方の利点を理解し、双方を上手く組み合わせて、顧客価値最大とするアイデアとサービスが重要となる。

・更に、FLOW情報は速報性、即時性を求められる場合が多いだろう。そのような情報は、ケータイのようなmobilityに優れた端末で見るのが極めて自然な流れである。

・よって、
  ・FLOW情報 =Feed/RSS ==> ケータイ
  ・STOCK情報 =HTML ==> PC
 というような使い分け、住み分けが自然発生的に行われると予測する。

・こうなれば、ポータルサイトの巨人:Yahooもその位置づけや価値が変わってくる。 主にSTOCK情報の検索がメインであるGoogleにも影響があるだろう。

・速報性、携帯性、情報CHECKの時短を求めるユーザー意向と、Feed/RSS、そしてケータイが組み合わさった時、従来のwebビジネス構造にイノベーションが起きるだろう。


<市場動向>
 ・主だったwebサイト、及びブログサイトなどは、既にRSS配信を提供済み。配信内容面での品質には、バラツキがある。

 ・RSS配信目的、配信対象、配信usecaseが明確になるに従い、配信情報の品質面も変化、向上することと思われる。

 ・但し、RSS配信をベースとした、ユーザー課金サービスモデルは、まだ見られない。

 >>>>上記の面では、Feed/RSSの配信は各サイト共に試行錯誤の段階だと思われる。

 ・ユーザー課金の仕組みが確立し、且つ情報携帯性に優れたケータイと組み合わせることで、「お金になるRSS配信」を実現できると予想する。


by ashida(2008-01-30 13:18:21)

>Yoshiyukiさん

私は「STOCK」情報はもはや情報でないと考えます。すべてが、「FLOW」化されるのではないか。時間が刻まれないような情報は情報ではない、と。

たとえば、百科事典のすべての項目の中から(あるいは自分が前もって指定した好きな、必要な分野から)、任意に毎日5項目ずつ、今日は「この情報をお届けします」というように「STOCK」情報を「FLOW」する、ということがあってもいい。いつのまにか、百科事典をすべて読んでいた、ということがあってもいい。

これが、WEB2.0ではないでしょうか。


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