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業界で結構話題になっているという(=よく売れている)徳永英明の『VOCALIST』をまとめて聞く機会があったので、ざっと聞き流しながらの印象をまとめてみた。
1.時代 68点
肝心の「まわる まわる」がダメ。ここに、気持ちがこもっていない。
2. ハナミズキ 62点
「終わりますように」がダメ。声が繋がらない。肝心なところで声が繋がらない。
3. 駅 48点。
歌が全く理解できていない。おとなしく歌えば、悲しい歌になると勘違いしている。
4. 異邦人 48点。
歌が全く理解できていない。スケール感がずたずたに引き裂かれ、ただの歌謡曲になってしまった。
5. シルエット・ロマンス 45点
「いつもヒロイン」の「いつも」がダメ。この歌は、音をもっとスムーズに続けないとダメ。音を置きに行っている徳永のような歌唱では歌えない。
6. LOVE LOVE LOVE 62点
「シルエットロマンス」と逆の歌い方が出来る選曲。比較的、徳永の歌唱に合っている。ただし、「LOVE LOVE LOVE、愛を叫ぼう、LOVE LOVE LOVE、愛を呼ぼう」と徳永が歌うと急に聞きたくなくなる。ドリカムのファンは怒るだろうなぁ。
7. 秋桜 58点
「庭先で咳をする母」のイメージが全くわかない。
8. 涙そうそう 45点
「晴れ渡る日も雨の日も」の「晴れ」「雨」の音がひどい。この歌の情緒性がずたずたに引き裂かれている。
9. オリビアを聴きながら 68点
まあまあ、行けるかな。しかし「時を重ねただけ」の「け」の音はひどい。
10. ダンスはうまく踊れない 40点
ダンスが踊れないのを全く反省していない。歌になっていない。
11. 会いたい 58点
「抱き寄せた」「今年も海へ行くって」が歌になっていない。さびをこなせていない。
12. 翼をください 50点
この歌では翼があっても飛べない。
13. 卒業写真 60点
「卒業」「写真」と何故切るのか。「卒業写真」となぜ歌えないのか、「人混み」「に流されて」と何故切るのか。「人込みに流されて」となぜ歌えないのか。歌が理解できていない。
1. 雪の華 62点
「雪の」「華」がやはり切れている。どうしてここをつながないのか。たばこの吸いすぎか。それに「雪の華」が寒さの中に咲いている様子が歌えていない。
2. いい日旅立ち 68点
そこそこ良く歌えているが、歌の意味が伝わらない。
3. あの日にかえりたい 68点
そこそこ良く歌えているが、「あなたに会いたい」の「た」が良くない。さびで躓いてはまずい。
4. 未来予想図2 62点
「私を下ろした後」の「私」の入り方がよくない。この歌は「私を下ろした後」からが歌の第2部のような構成になっているのに、そこが理解できていない。
5. かもめはかもめ 59点
「かもめ」と「孔雀」とが同じ鳥のようにしか聞こえない。
6. セカンド・ラブ 60点
「セカンド・ラブ」なのに、もう何回も恋愛体験があるようにしか聞こえない。
7. シングル・アゲイン 38点
こんな名曲をよくもまあ無茶苦茶にしてしまうものだ。この徳永の歌を聴くと竹内まりやは大したものだと思う。あんな鼻炎気味の太い声で、こんなにも切ない歌を良く歌い上げられるものだ。
8. あなた 35点
こんな歌、もはや誰も知らないでしょう。でも本当はこんなにくだらない歌ではないですからね。小坂明子の「あなた」を聞いてあげて下さい。
9. 恋人よ 75点
そこそこ良く歌えている。ここまでで一番のできかな。
10. なごり雪 70点
良く歌えているが、「降る時を知り」が歌えていない。それに「君が」「綺麗になった」感じが良く伝わらない。後一歩という感じか。
11. M 64点
「もうかなわない」がダメ。
12. 瞳はダイアモンド 60点
聖子ちゃんの音域にかなわない。だから歌に広がりが出ない。
13. for you・・・ 65点
肝心の「あなたが欲しい」が歌えない。だから「愛が」、「すべてが」(欲しい)が歌えない。
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