第57回NHK紅白歌合戦(http://www3.nhk.or.jp/kouhaku/)
テーマは、愛・家族〜世代をこえる歌がある
司会は、白組・中居正広、紅組・仲間由紀恵
中居君、頭の髪の毛、盛り上げすぎ。
第1部(7:20〜9::25)
●mihimaru GT (初) 「気分上々↑↑」
いい歌だ。
今年は何十年かぶりに出身県が出るようになっていた。これは東京生まれの人にはわからないだろうが、地方出身の東京人には涙が出るくらいのテロップなのだ。
●w-inds. (5) 「ギウギ66」
この子たちはなんで毎年紅白に出られるのだろう。それがわからない。小さいときはかわいかったし、SMAPよりも歌も踊りもうまかったが、ここまで大きくなるとビジュアル的には見たくもない。でも歌は、ここ数年で一番よかった。mihimaru GTの「気分上々↑↑」と充分拮抗している。息が少し切れていたが。
●BoA (5)
「七色の明日〜brand new beat〜」
BoAは、個人的には make a secret が好きだが、今日は衣装がおかしい。ウエストラインが低すぎる。しかもスカートが中途半端な長さ。胸の開け方が間違っていて、顔が大きく見えてしまっていた。歌は全くよくない。make a secretでよかったのだ。BoAはもっと硬質でモダンな歌の方が似合う。
●鳥羽一郎 (19) 「兄弟船」
こんな歌、もうあきた。でも何でうしろでゴスペラーズが大漁旗を持っているのだ? ウルトラマンも旗を振っている。「兄弟」という点でか。だとすれば「ゴスペラーズ」はどんな共通点? 何を考えているのか、さぱりわからない。考えている内に歌が終わってしまっていた。
●長山洋子 (13) 「絆」
作曲家とデュエットの歌。要するに目立ちたがり屋の作曲家、ということか。道理で歌はひどいものだった。長山洋子の髪型も中居君と同じで頭を上げすぎ。
●SEAMO (初) 「マタアイマショウ紅白ミックス」
素晴らしい。パワーがあるし、声も素敵だ。ラップ以外の部分がきれいなメロディーになっていて、聞きやすい点もよかった。紅白に出てきたラッパーの中ではピカイチだ。
ここで審査員紹介。
横峯さくらの後ろに観客の一人のようにして映っているお父さんがおかしかった(なんでそんなに近いところにいるんだ)。お父さんはいつの間にか髪の毛も増えていた。瀬戸内寂聴はもう生気がなくなっていた。これでテレビ出演は最後かもしれない。いい年をして何で金歯なのか。とても出家しているとは思えない。
●坂本冬美 (18) 「祝い酒」
最後の膝を静かにゆるやかに折ってマイクを観客に向けるポーズがよかった。山口百恵が引退公演の最後でマイクをステージに置いたポーズにかなり影響を受けていた。歌はどうということもないただの演歌。
●北山たけし (2) 「男の拳」
この歌手は、今日のお昼12:15からの「いよいよ今夜! 紅白歌合戦最新情報」で、同じ歌を歌わされていた。NHKはなんでこんなことをするのだろう。意味がないじゃないか。それにそんなこと「最新情報」じゃないじゃないか。歌手にも失礼だし、番宣としても最低の演出だ。この歌の背後の空手家のステージもおかしかった。空手とこの歌の関連は「男の拳」というただ一点の「共通点」。この紅白の企画会議はこじつけ会議になっている。
●GAM (初) & モーニング娘。 (9) 「Thanks! 歩いてる 2006 Ambitiousバージョン」
吉沢の足が細すぎる。何かあったに違いない(拒食症か)。顔がみんな70点以上になったモー娘。はもう魅力的ではない。昔はひどい顔の娘もいたからよかったのだ。どうでもいいことだが、私はあややよりは藤本美貴派だ。歌としては「歩いてる」は悪くなかった。
●Aqua Timez (初) 「決意の朝に」
歌うときの顔面がよくない。眉毛と目が自民党の石原伸晃のようでどうも好きになれない。歌は70点くらいか。後ろのキーボードの女の子が飛び入り参加というような素人感があってよかった。
●藤あや子 (15) 「雪深深」
上妻宏光の三味線だけがよかった。が、途中で紹介するとは何事か。司会の方で前もって振るべきだ。長山洋子と違って、この藤あや子は、後ろ髪がおかしかった。
●細川たかし (32) 「浪花節だよ人生は」
この歌も上妻宏光に演奏させるべきだった。もみあげのない髪型は不自然だったが、そのあと、かつらの横峯父が映ったのは、嫌みか? 歌詞を忘れて歌の途中で「ゴメンナサイ」と言ったのがかわいかったが、そのあと、司会がそのアクシデントを受けてやらない、NHKの司会の不自然さ。これでは生放送は盛り上がらない。NHKは何かおかしい。
★みんなのうた45年!キッズショー
「北風小僧の寒太郎」がよかったが、そのときに突然ナイナイの岡村が出てきてさらに盛り上がった。面白かった。「山口さんちのツトム君」。こんな歌を歌うときにも和田アキ子は上がっている。
最後は岡村がしめたが、カメラの位置もわからず、戸惑っていた。番外の演出だったらしい。和田アキ子も中居君も横峯父も驚いていた。しかし岡村自身が(様子が読めずに)一番驚いていた。
●スガシカオ (初) 「Progress」