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ダイソン掃除機の反響が(私の周囲では)大きかったのですが、残念なのが値段の高いこと(安売り店でも56000円から65000円)。
そこで今日は、6279円でダイソン並みに掃除ができる「ミラクルジェット」のご紹介(こんなことばかりやっていますが、私はダイソンの関係者でもミラクルジェット関係者でもありません)。
「ミラクルジェット」(http://www.miraclejet.jp/ )は、掃除機の先っぽに付いているノズルの専用製品。
国産、外国製品どんな掃除機の先にでも付く。掃除機の製品名を書いて注文すれば、会社(多田プラスチック工業株式会社)の方で合わせた口を作ってくれる。
最近の掃除機のノズルは、回転ブラシ式だが、これだと微少粉塵が取れない。どうしてもカーペットの奥に残ってしまう。これはさすがにダイソンのブラシも同じ。
この「ミラクルジェット」は、風速が早くなる仕組みをノズルに組み込み(フィンの配置など)、吸い込み力を強化する仕方で(=「ジェット風」で)ゴミを吸い取る。微少粉塵(ダニの死骸粉塵、花粉類など)も取ることが出来るということだ。 アレルゲンの回収量は回転ブラシ型のなんと「6.5倍」というから驚く。
回転ブラシがない分、糸くずや髪の毛(人間、動物)が絡む心配は一切なく、ノズル自体の手入れはブラシ型に較べればないも同然。当然、すべりもよく力を入れて掃除をする必要がない。快適だ。
ダイソンの掃除機を買った当日、このミラクルジェットを頼んでおいた(先の会社のホームページから直接注文できる)。本日、家内の退院の日に届いた。仮退院の日にダイソンが到着。本退院の日に「ミラクルジェット」が届いた。
そこで恒例「芦田家’s 商品テスト」。
先の東芝のサイクロン掃除機とダイソン掃除機と同じ要領で、まず、ダイソン掃除機(=ブラシ式ノズル)で、1メートル平米の範囲を思いっきり充分に掃除をする。その同じ箇所を、ダイソン掃除機の先っぽを「ミラクルジェット」に変えて掃除する。掃除機は同じダイソン。ノズルだけを変えて実験、ということだ。
結果は、写真最下段(三枚目)。これがまた驚き。まさにミラクル! 東芝掃除機とダイソン掃除機の時ほどには違いがないかもしれないが、しかしやはりかなりの粉塵が取れている(5ミリ位の高さで微少ほこりが積もっている)。
東芝掃除機との違いの時には、ホコリの中には大きなホコリも残っていたが、今回はさすがにダイソンそれ自体でのノズルの差なので、ホコリは微少ホコリばかり。まさに「ジェット風」の流速でしか取れない微少ホコリが積もっている。退院直後の家内もふたたび「すごーい、すごーい」を連発。私の家内は帰ってくる度に掃除機評論家になっている。
<画像:ミラクルジェットR0010352.jpg>
ダイソンの回転ブラシ式ノズル(左)と「ミラクルジェット」ノズル(右)。ミラクルジェットの色は5色から選べる。品質感はよくない。こんなおもちゃのようなノズルのどこが「ミラクル」なのか。見ただけではまったくわからない。
<画像:ミラクル裏.jpg>
秘密のミラクルジェットの吸い込み側。実際に見るとどうということもない単純な構造。でも「特許実用新案出願中」。重さも回転ブラシがない分、ダイソンなどの回連ブラシ型に較べ約半分の重さ。295グラム。軽くなった分、掃除は快適。アームの先っぽが半分の重さになるということは手先では4分の一以下の軽さになる。本当に楽だ。
最近の国産型回転ブラシは、小型モーターでブラシを回したりして、吸引力の落ち込みをごまかしたりしているために、まずますノズルは大きくなり、重くなっていることからも、この軽さと単純な構造は、電気代、手入れの簡単さなどいいことづくめだ。
※メーカー自体のこの吸い込み口の説明は以下のようなもの。
「平行板ルーバーを、ノズル底に設けることで、床とノズルが密着することなく、常に空気の流入路が確保されます。それによりノズルの張り付き現象を防止できるのです。
また、ノズル底に設けられた柔らかいゴムが空気流入路をせばめます。 それにより空気は流速を一気に強めます。この構造が、ホコリを吸い出すジェット気流を発生させるのです。
気流入路の確保により、ノズルは床と張り付くことはありません。
さらにゴムで狭まれた空気流入路は、床表面の吸い込まれる空気の速度を高速にします。これこそが「ジェット気流」なのです。この結果、ジェットでゴミや塵埃を吹き飛ばし、また周囲の空気を巻き込み床材の奥から、塵埃などのアレルゲンを吸い上げるのです」。
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