昨日は、NHK・BSの拓郎&かぐや姫2006年つま恋コンサート(http://www.ashida.info/blog/2006/09/_2006_1.html#more)をまたふたたび見逃してしまって、後悔。
そこでやけくそで“TAKURO-GROUP-2005-RARE-Films” (AMAZONで頼んだら早速今日来ていた。
相変わらずの拓郎だが、年齢の割にはよく声が出ているし、最後までよく伸びる。たばこもやめたからだろう。和田アキ子もたばこをやめればこの程度には歌えるのにバカな女だ。
しかし『さんまのまんま』で、さんまは、拓郎が「たばこは身体に悪い、だからやめた」とまじめに言ったときに、完全に拓郎を見限っていた。おかしい、フォークの神様(若者の代表)が、何で「身体に悪い(だからたばこはやめた)」なんてことを真顔で言うのか、おかしい、とさかんに叫んでいた。
私は、こんなに痛切な拓郎批判はないと思って、その光景をまじまじと見ていた。つい2、3年前のことだ。私なら、若いときの私と今を比較してこんなことを言われたら、死んでしまいたい。
そんなこんなで、私は拓郎にあまり関心がない。拓郎は私から言わせれば、叙情的な体育系に過ぎない(あるいは間違ってなってしまった左翼の体育会系)。私は、体育系は嫌いだ(スポーツはするのも見るのも好きだが)。体育系はどこか致命的なところで雑なところがある。
ところで、このDVD。一つ目にとまったところがあった。あの遠藤由美さん(http://www.enyumi.net/enyumi.html)がバックコーラスで歌い、踊っている。遠藤由美さんと言えば、ユーミンのコンサートでもバックコーラスで歌い、踊る伝説的なあの人だ。
今回は、私が最初に見て10数年ぶりの遠藤由美だった。歳を取った由美さんはなおさらに美しい。ユーミンの伝説のコンサート、というか彼女の頂点のコンサート映像『WINGS OF LIGHT』(http://www.amazon.co.jp/WINGS-LIGHT-%E6%9D%BE%E4%BB%BB%E8%B0%B7%E7%94%B1%E5%AE%9F/dp/B0000687TM/sr=1-2/qid=1162217777/ref=sr_1_2/250-9636255-3183452?ie=UTF8&s=dvd の時には ― このコンサート映像だけは一度見ておいた方がいい。身震いするくらいに素晴らしい ― 、私は小太りの高橋洋子さんの方が好きだったが、この拓郎のコンサートでは拓郎よりも光っていた。カメラも何度も由美さんを写していた。
このDVDの感想はそれだけ。拓郎ファンのみなさま、失礼しました。
※追伸:でも「恋歌」「家へ帰ろう」「時は蠍のように」「大阪行きは何番ホーム」「パラレル」の5曲はなかなか聞かせましたよ。あとの曲もみんな80点以上です。いいコンサートだったと思いますよ。
(Version 2.0)
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